みなみのかんむり座
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox Constellation みなみのかんむり座(南の冠座、Corona Austrina)は、南天の星座でトレミーの48星座の1つ。
かんむり座とは別の星座である。日本の大部分では南の低い空でしか見ることができない。
主な天体
恒星
- α星:アルフェッカ・メリディアナ(Alfecca Meridiana)は、この星座唯一の固有名がつけられている。4.11等。
星団・星雲・銀河
- NGC 6541:球状星団。
- NGC 6726:反射星雲。γ星とε星の間に位置する。南東すぐの位置にあるNGC 6729などを含めたこの一帯は、太陽系から最も近い星生成領域の1つとして知られている。なお、このγ星とε星の間には暗黒星雲が走っている。
由来と歴史
古い星座だが由来ははっきりしない。射手の冠、ケンタウルスの冠、ケイローンの冠テンプレート:要出典などと呼ばれることもあるが、これはすぐそばにいて座(ケンタウルスのケイローン)があることに由来する。
呼称と方言
ラテン語名は Corona Australis とすることもある(この場合、属格形は Coronae Australis、略符は同じ)。