のんき君

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テンプレート:Sidebar with collapsible lists テンプレート:Sidebar with collapsible listsのんき君』(のんきくん)は、植田まさしによる日本4コマ漫画作品。

概要

芳文社から発行の漫画雑誌『漫画パンチ』に掲載されていた、三流会社に働く平社員・のんきとその会社の仲間たちとの奮闘振りを描いた作品。当作品が連載されていた同じ時期に『漫画アクション』(双葉社)に連載されていた植田まさしの代表作である『かりあげクン』と同様に、のんきが様々ないたずらを仕掛けるのがこの作品のオチであった。『フリテンくん』や『かりあげクン』と共に植田の出世作の一つで、この作品が人気を集めたのがきっかけで芳文社は1981年に4コマ漫画専門誌『まんがタイム』を創刊する。

植田作品の完結ものとしては珍しく、単行本最終巻でのんきが課長とともに大阪に転勤というしっくりくる終わり方をしているのが特徴。しかし、近年に発売された「まるごと植田まさしタイム」や「特盛のんき君」などのコンビニコミック版では最終回も単行本の中間に普通のエピソードとして収録されている。なお、近年のコンビニコミック版では差別用語やブランド名など一部のセリフが差し替えられている。

単行本

芳文社より単行本が全4巻発売された。初期版と最新版では装いが異なっている。なお、3巻の残りページには本作に設定が酷似している『おたかぜ君』が掲載されている。また、初期に刊行された版や上記の「特盛のんき君」では「のんき君番外賛歌」や「バラエティーショー」などの名義で主人公が特定されない作品が掲載された。

その後コンビニコミック「特盛のんき君」として芳文社より不定期に発売。本作のほか『おたかぜ君』や『すっから母さん』も収録されている。

登場人物

のんき三郎
主人公。いたずら好きの平社員。特徴的な髪型をしている。特技の一つに小学校の時に覚えた長唄があるが、それは鉄道唱歌の東海道編だった。
課長
のんきによるいたずらの一番の被害者(ただし一度だけのんきのいたずらに協力したことがある[1])。オールバックとヒゲが特徴。名前は「山田謙二」、「鈴木一郎」など回によって異なる。
社長
のんきの会社の社長。ハゲ頭をいじられる事がある。
他の社員
のんきと同じ課に所属している社員。特に名前などは設定されていない。

テレビドラマ版

1983年から1984年にかけてフジテレビ月曜ドラマランド」枠で3回に渡り、明石家さんまの主演でテレビドラマ化された。尚DVDソフト化は現時点ではなされていない。

注釈

  1. 単行本第2巻

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