けんじライナー
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けんじライナーは、宮城県仙台市と岩手県北上市・花巻市を結ぶ高速バスである。
運行会社
- 岩手県交通(花巻営業所)
- ジェイアールバス東北による運行は2014年2月28日をもって終了。なお、運行終了後も仙台駅東口バス案内所での乗車券発売は継続している[1]。
運行経路
仙台駅東口(43番のりば) - 電力ビル前 - (仙台西道路) - (仙台宮城IC) - (中尊寺PA) - (北上江釣子IC) - 北上駅前(1番のりば) - 総合福祉センター前 - 高屋沢 - 富士大学入口 - 花巻上町 - 花巻駅前(3番のりば) - 花巻温泉
運行回数
- 1日3往復
運賃
※2013年12月25日現在。
- 片道:仙台 - 高屋沢2,500円、仙台 - 花巻駅前2,600円、仙台 - 花巻温泉2,800円。
- 往復:仙台 - 高屋沢4,500円、仙台 - 花巻駅前4,700円、仙台 - 花巻温泉5,000円。発売日より3ヶ月間有効。
- 乗車券は岩手県交通観光サービス花巻旅行センター、花巻温泉、プレイガイド北上、岩手県交通北上営業所、JRバス仙台駅東口案内所、バス車内で発売。
歴史
- 1995年10月1日 - 1日2往復(各社1往復)で運行開始。
- 2000年3月18日 - 岩手県交通便を1往復増便、1日3往復となる。座席指定制から全席自由席に変更。
- 2003年8月1日 - 岩手県交通担当便が早池峰バスに移管される。往復割引乗車券(全区間4,000円)発売開始。
- 2007年2月1日 - 運賃を値上げ。
- 2007年4月1日 - 早池峰バス担当便が岩手県交通に再移管される。
- 2011年1月17日 - 開業15周年キャンペーンとして、この日より同年3月18日までの平日(祝日を除く月曜日~金曜日)のみ有効の平日限定日帰り往復割引乗車券を4,000円で発売。
- 2011年3月18日 - 同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震にの影響より運休していたが、岩手県交通が花巻駅前発・北上駅前発午前各1本(ともに仙台駅東口まで無停車)、仙台駅東口発午後1本(途中、北上駅前に停車し花巻駅前が終点)の運行体制で運行を再開[2]。
- 2011年3月22日 - この日より岩手県交通が花巻温泉 - 仙台駅東口間1日2往復に増便。途中停留所にも停車。
- 2011年6月6日 - 通常運行に戻る(但し、JRバス東北担当便は前日6月5日の花巻温泉発から岩手県交通が運行を再開)。
- 2011年12月1日 - この日よりJRバス東北が運行を再開、震災前の運行体制に復旧。
- 2013年12月25日 - 運賃改定。片道運賃(大人)を100円、往復運賃を200円ずつそれぞれ値上げ[3][4]。
- 2014年3月1日 - JRバス東北による運行を休止[1]。岩手県交通が1日3往復を運行する。
利用状況
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002(平成14)年度 | 365 | 2,194 | 32,820 | 89.9 | 15.0 |
2003(平成15)年度 | 366 | 2,210 | 35,937 | 98.2 | 16.3 |
2004(平成16)年度 | 365 | 2,200 | 39,246 | 107.5 | 17.8 |
2005(平成17)年度 | 365 | 2,196 | 39,197 | 107.4 | 17.8 |
2006(平成18)年度 | 365 | 2,209 | 40,179 | 110.1 | 18.2 |
2007(平成19)年度 | 366 | 2,207 | 38,288 | 104.6 | 17.3 |
脚注
外部リンク
- ↑ 1.0 1.1 3/1「盛岡⇔弘前」「仙台⇔花巻」運行担当会社変更のお知らせ(JRバス東北 2014年2月10日)
- ↑ テンプレート:PDFlink(岩手県交通)
- ↑ テンプレート:PDFlink(ジェイアールバス東北 2013年12月9日)
- ↑ テンプレート:PDFlink(岩手県交通 2013年12月)