かかみがはら航空宇宙科学博物館
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かかみがはら航空宇宙科学博物館(かかみがはらこうくううちゅうかがくはくぶつかん)は、岐阜県各務原市にある国産の航空機や実験機、航空関連資料、さらに宇宙開発関連資料などを収集、展示すると共に体験的な学びの機会を提供する博物館。1996年(平成8年)3月23日に開館した。「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」の作者である松本零士が名誉館長を務めている。2005年4月より、かかみがはら航空宇宙博物館に改称。従来の航空関連、宇宙開発関連資料に加え、科学関連資料の展示を充実していく予定がある。
現存する日本最古の飛行場で航空自衛隊の飛行開発実験団が所在している岐阜基地、日本では数少ない航空機製造工場である川崎重工業岐阜工場が基地の反対側に位置してるなど周辺部は「飛行機の街・各務原」の中心となっている。
展示機種
- 屋外展示
屋外展示の機体は、1年に1機、ローテーションで塗り直しを行っている。
- SA316BアルエットIII型
- KV-107ⅡA-4バートル
- YS-11A-500R(エアーニッポン)
- US-1A
- P-2J
- Kakamigahara Aerospace Science Museum-1.JPG
室外展示機
- SA316B-1.JPG
SA316BアルエットⅢ型ヘリコプター
- V-107A-8.JPG
KV-107ⅡA-4輸送ヘリコプター
- YS11A-500R-1.JPG
YS-11A-500R中型輸送機
- US-1A-3.JPG
US-1A救難飛行艇
- P-2J.JPG
P-2J対潜哨戒機
- 屋内展示
- グラーデ単葉機 (レプリカ)
- 乙式一型偵察機 (レプリカ)
- 飛鳥(STOL(短距離離着陸)飛行実験機)
- VTOL実験機フライングテストベッド(JR100リフトジェットエンジンによるVTOL試験機)
- BK117P5(先進飛行安全技術実証機)
- OH-1 (モックアップ)
- 川崎ベル式47G3B-KH4
- OH-6J改(川崎KA370)「新ローター・システム」飛行試験に使用された機体
- UF-XS(実験飛行艇)
- F-104J
- T-1B(飛行開発実験団特別仕様機・ADTW50周年特別塗装)
- T-2(ブルーインパルス)
- T-33A改(飛行開発実験団特別仕様機)
- FA-200改型STOL実験機
- KAT-1練習機
- T-3初等練習機
- サーブ・サフィール91B改 X1G1B(高揚力研究機)
- N-62イーグレット
- SS-2型上級単座滑空機
- 三田式3改1型上級複座滑空機
- N-70シグナス モーターグライダー
- HYPER・CHick KoToNo Limited 人力飛行機
- 人力ヘリコプター YURI-I
- H-IIロケットの衛星フェアリング
- 火星探査車「愛・地球博」アメリカ館で展示された実物大複製車と同探査車が撮影した火星表面の写真パネルを展示
- ほか、実験機など多数
- NAL Asuka.jpg
飛鳥
交通アクセス
バス:名鉄各務原線各務原市役所前駅・新鵜沼駅などから各務原市ふれあいバス東部・南部線(毎日)、循環休日線(土休日)で「航空宇宙科学博物館」下車すぐ。各務原市役所前駅からの所要時間は約20分。