おはようさん
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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『おはようさん』は、1975年10月6日から1976年4月3日まで放送されたNHK連続テレビ小説第16作。
NHK連続テレビ小説が半年1シリーズ制となってからの大阪制作第1号作品でもある(大阪発としては1964年度に放送された「うず潮」以来、11年半ぶりだった)。
解説
原作は田辺聖子。ヒロインは地元大阪出身の秋野暢子が務めた。大阪を舞台に、あるOLの日常を描いた作品。
本作の時代設定は、前番組の「水色の時」に続いて現代(本放送時、つまり1975年前後)である。
またオープニングには、アントニオ・ヴィヴァルディの「四季」の春の第1楽章をポップス調に編曲したものが使われた。これも従来の路線と比して新機軸であった。
NHKに第1話、第18話、第54話と最終話が現存していることが判明している。家庭用ビデオデッキは存在したが(例えば、ソニーのベータマックスなど)、まだ高価なもので一般家庭にはほとんど普及しておらず(企業などが業務用に購入していた)、テープの経年劣化も考えると、視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低い。そのため全話の再放送および全話収録の完全版映像ソフトの製作・発売は困難である。
1975〜76年の平均視聴率は39.6%、最高視聴率は44.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[1]。
スタッフ
- 原作:田辺聖子
- 脚本:松田暢子
- 音楽:奥村貢
- 演奏:大阪放送管弦楽団
- オープニングテーマ曲:「四季」より 春・第一楽章(ヴィヴァルディ作曲、奥村貢編曲)
- イメージソング:「おはようさん」(歌:ダ・カーポ)
- 演出:藤田道郎
キャスト
- 殿村鮎子/語り:秋野暢子
- 異母姉・殿村彩子:中田喜子
- 鮎子の父・殿村一作:西山嘉孝
- 母・殿村つゆ子:正司歌江
- 弟・殿村茂:東山敬司
- 松尾美紀:三田和代
- 管理人・町田勘助:大村崑
- 町田の妻・町田カツ子:松村康世
- 彩子の婚約者・桐生一茂:山城新伍
- 大野貫一:田渕岩夫
- 社長・あかり:藤村志保
- 浜村淳
- 頭師孝雄
- 大竹修造
- 末広真樹子
他
脚注
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