ういんどみる

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ういんどみる (Windmill) は、有限会社アレス (ARES) のアダルトゲームブランドである。なお、ブランド名の「い」は大文字であり、小文字を使用した「うんどみる」は誤記である。

有限会社アレスは2001年同人ゲームサークルの「うさぎ倶楽部」のメンバーを中心に設立され、同年ブランドFishCafeより『ただいま修行中!』を製作している[1]。その後2002年ういんどみるを、2006年ういんどみるOasisを設け現在に至る。

特徴

一般的には表情以外の動きが少ない立ち絵を、劇中でのキャラクターの行動を再現する形で動き回らせ、飛び跳ねる、おじぎする、転ぶ、目を回すなどの多彩な表現による演出が特徴。また、萌えと濃厚な性的描写を両立させた、いわゆる「萌えエロ」な作風で知られる。2005年に発売された「はぴねす!」の大ヒットにより、萌えゲーマーの間で確固たる知名度を築いた。2008年にはういんどみるで使用しているゲームエンジンCatSystem2を公開した。

マスコットキャラクターまんじゅう。ういんどみるがコミックマーケットに出展したときに、まんじゅうクッションなどのグッズが発売されたほどの人気がある。

ういんどみる

2002年から2005年までは全作品がこのブランドからリリースされていたが、後述する「ういんどみるOasis」設立後は、主にこ〜ちゃ以外の原画家による作品をリリースしている。

作品一覧

ういんどみるOasis

ういんどみるOasis(ういんどみるおあしす)は、『はぴねす! りらっくす』発売に伴って、ういんどみるが立ち上げた新ブランドである。はぴねす! りらっくすはOasis名義の1stタイトルという位置づけになる。結い橋のキャラクターデザインを行ったこ〜ちゃが中心人物となっている。

名前の由来は、こ〜ちゃが手がけた作品にしばしば登場するカフェテリア(『くれいどるそんぐ』では酒場)「Oasis」であると見られる。また、2006年冬コミでは「『Oasis』という名称が好きだから」と話している。

作品一覧

インターネットラジオ

スタッフ

現在のスタッフ

  • ちゃとら(企画、シナリオ、元プログラム、元広報担当。発足当時より在籍。2010年1月より代表)
  • こ〜ちゃ(企画・原画担当。発足当時より在籍)
  • 背景刑事(背景CG担当。発足当時より在籍)
  • 咲(saku)(広報担当。結い橋詰めちゃいました! P・R・Oより参加)
  • クロシン(プログラム担当)
  • DJ(CG彩色担当)
  • ある(CG彩色担当)
  • 涼月(CG彩色担当)
  • 池々雅人(背景CG担当)
  • 麒麟(スクリプト担当)
  • C.A.D(スクリプト担当)
  • 古金廻遊(CG彩色担当。)

過去在籍していたスタッフ

  • 雨之幸永(シナリオ担当。元Leaf。結い橋、結い橋詰めちゃいました! P・R・Oに参加)
  • あごバリア(企画・シナリオ担当。元BasiL。結い橋詰めちゃいました! P・R・O、くれいどるそんぐに携わった後Navelに移籍)
  • いこもといさや(演出・スクリプト担当、祝福のカンパネラを最後に退社)
  • セロリ(シナリオ・スクリプト担当。はぴねす! より参加、祝福のカンパネラを最後に退社)
  • 犬洞あん(原画担当。ツナガル★バングルより参加、祝福のカンパネラを最後に退社)
  • なきうさ(前代表・原画等担当。以前は「啼兎」「啼兎☆」(読みは「こと」)名義。発足当時より在籍。祝福のカンパネラを最後に2009年末退社)

その他

  • Colorful PUREGIRL』誌上で「結い橋でPON!」(ゆいぽん)、「くれそんでPON!」と題し、エッチシチュエーションコンテストが開催された。読者から募集したシチュエーションの中からスタッフが選考し、ゲームに反映されるという企画である。採用者には賞品として当該作品のゲームソフトが贈られ、エンディングにもクレジットされている。『Colorful PUREGIRL』の休刊に伴い、『魔法とHのカンケイ。』以降は実施されていない[3]
  • 『ツナガル★バングル』にてSD原画家として声優成瀬未亜を起用したことで話題となった。ういんどみるブログ等にも参加しているが、正式スタッフではなく外注であるとのこと。[4]以降の作品にも参加している。

脚注

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  1. 1999年FISHCAFEブランドで『おにいちゃんといっしょ』を製作しており、スタッフも一部共通しているが、厳密には別ブランドとされる(ウェブアーカイブ
  2. 本来は『はぴねす!』の方が先に発売される予定だったが、後に順番が入れ替わった。『Colorful PUREGIRL』2004年9月号では『はぴねす!』が2005年春予定、『ちょっと素直にどんぶり感情(仮)』が発売日未定の2005年のラインナップ第二弾として紹介されている。
  3. シチュエーション募集はないが、休刊直前の2004年9月号に、『魔法とHのカンケイ。』、『はぴねす!』、『ちょっと素直にどんぶり感情(仮)』の特集自体は掲載されている。
  4. 祝福のカンパネらじお』第1回より、本人談。

関連項目

外部リンク

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