4コマギャグバトル
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テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『4コマギャグバトル』は、光文社が発行する主に火の玉ゲームコミックシリーズとしてテレビゲームに関するパロディー・ギャグ4コマ漫画やショートコミックのレーベル。
双葉社の4コマまんが王国、スクウェア・エニックス(当時はエニックス)の4コママンガ劇場などに続き、1994年頃に創刊。大手のゲームコミックの中では最も歴史が浅い。初中期までの編集元はスタジオDNA(現・一迅社)。最盛期には前記2レーベルが殆ど出版していなかったSNKのゲームのほか、アトラス、任天堂のゲームを対象にしたものが多く出版され、人気を博した。
4コマまんが王国や4コママンガ劇場よりも規制基準が緩かったのか、最盛期は爆笑ネタはもちろん、高年齢層や多少の性的要素を意識した漫画も観られるなど、前記の2レーベルとはかなり毛色が異なる。特に初期のものに掲載された「MOTHER2」の漫画は、別記の「MOTHER2 4コマ逆襲本・アンソロジー(アスキー出版局)」と併せ、任天堂による規制が緩い時期を象徴するものであったといえる。
初期の作家陣はいわゆる同人系の面々が多かったが、後に他2レーベルに名を連ねる漫画家も参入、元となるゲームソフトによって作家陣がかなり異なるようになった。主要な作家陣は初中期から大きくは変わっていない。
1990年代末よりスタジオDNAが独自にゲームコミックのレーベル「4コマKINGS」を立ち上げ、出版を開始したことに伴い編集から離れる。それが影響してかは不明だが、「4コマギャグバトル」は徐々に対象となるゲームソフトを中低年齢向けにシフトしてきている。
主な掲載したことのある漫画家
- 秋月しょう
- 東静馬
- 五十嵐愛美
- 犬山まさと
- ÖYSTER
- 大久保みどり
- 小野寺浩二
- 奥谷かひろ
- 神谷順
- 雁えりか
- 神武ひろよし
- 小竹田貴弘
- 古賀亮一
- 湖西晶
- サイキユニ(采木由仁)
- 佐倉忍
- 白石琴似
- 鈴木猛
- 銭形たいむ
- 外間隆想
- 大賀一五(大賀)
- 高沢浩里
- 辰巳仁
- 津島直人
- 都波みなと
- 七谷文
- 破弓翔
- ハザママサシ
- 蜂文太
- 土久清正(佐藤清美)
- 飛鷹ゆうき
- 広のまこと(廣野誠)
- 福永朱示
- 福原君
- 藤井あお
- 藤凪かおる
- ふしみゆうり(YOURY)
- 魔神ぐり子
- 牧野博幸
- 牧原ひさと
- 松田円
- 美川べるの
- 路みちる
- 御津浦彩
- 人参So.
- 結城心一
- 吉田創
- 萩原かおり
- 松本英孝
- 森咲果梨
マリオシリーズ
- スーパードンキーコング 4コマギャグバトル 1995年
- ヨッシーアイランド 4コマギャグバトル 1995年
- スーパードンキーコング 4コマギャグバトルPART2 1995年
- スーパードンキーコング2 4コマギャグバトル 1996年
- ヨッシーアイランド 4コマギャグバトルPART2 1996年
- スーパーマリオ大集合 4コマギャグバトル 1996年
- スーパーマリオ64 4コマギャグバトル 1996年
- スーパードンキーコング3 4コマギャグバトル 1997年
- スーパーマリオ64 4コマギャグバトル 1996年
- マリオカート64 4コマギャグバトル 1997年
- ヨッシーストーリー 4コマギャグバトル 1998年
- ヨッシーストーリー 4コマギャグバトル にこにこ編 1998年
- マリオパーティ 4コマギャグバトル 1999年
- ドンキーコング2001 4コマギャグバトル 2001年
- スーパーマリオサンシャイン 4コマギャグバトル 2002年
- スーパーマリオサンシャイン 4コマギャグバトル こんがり編 2003年
- マリオパーティ4 4コマギャグバトル 2003年
- マリオパーティ5 4コマギャグバトル 2003年
- マリオ&ルイージRPG 4コマギャグバトル 2004年