2種登録選手

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2種登録選手(2しゅとうろくせんしゅ)とは、日本サッカー協会第2種チームに所属しながら、Jリーグの公式戦に出場することを認められたサッカー選手のことである。

Jリーグの公式戦に出場できるのは、原則としてJリーグクラブの第1種チーム(トップチーム・サテライトチーム)に登録された選手に限られる。しかし例外として、同一クラブの第2種チーム(ユースチーム)に登録されている選手であっても、所定の手続きを経て「第2種トップ可」としてJリーグに登録することで出場が可能となる。なお、原則としてトップチームへの登録は1チーム5人までとなっている[1]サテライトについては人数の制限なし)。

1998年に導入された強化指定選手制度(現在は特別指定選手制度)によって、高等学校のサッカー部などに所属している選手がJリーグの公式戦に出場する場合も、これに準じた手続きによるため、同じく2種登録選手と呼ばれる。

なお2種登録選手とは「選手の登録種別が第2種」という意味ではなく、あくまで「第2種チームに登録されている選手」という意味である。「第2種」という種別はチームに対してのみ存在し、選手に対して存在するものではないからである。(なお日本サッカー協会の規定においては、選手の登録種別はアマチュアかアマチュア以外かの2種類しかない。)

注釈

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関連項目

外部リンク

Jリーグ規約・規定集(2種登録選手は試合実施要項で規定される)

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  1. 2010年には、FC東京が9人、東京ヴェルディが6人を2種登録している。