追分駅 (秋田県)
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追分駅(おいわけえき)は、秋田県秋田市金足追分字海老穴にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
概要
奥羽本線と男鹿線が乗り入れており、奥羽本線を所属線としている[1]。男鹿線は当駅が路線としての起点であるが、同線のすべての列車は奥羽本線経由で秋田駅まで運転される。
普通列車と、すべての臨時快速「リゾートしらかみ」が停車する。定期の快速列車は停車する列車と通過する列車がある。特急列車はすべて通過する。以前は急行停車駅であった(「津軽」は通過していた)ほか、特急「たざわ」の一部列車が停車していた時期がある。
歴史
- 1902年(明治35年)10月21日 - 国鉄の駅として南秋田郡金足村に開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1996年(平成8年)3月28日 - 追分駅東西歩道橋「追分Weロード」開通。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 当直勤務廃止。
- 2006年(平成18年)3月30日 - 自動改札機、「もしもし券売機Kaeruくん」が稼働開始。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 奥羽本線大久保駅および男鹿線出戸浜駅 - 天王駅間各駅管理権限を土崎駅に委譲、自駅のみの管理となる。
- 2012年(平成24年)2月15日 - 「もしもし券売機Kaeruくん」に代わり指定席券売機設置。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 構内に「追分鉄道設備技能教習所 なまはげ」設置[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
直営駅(駅長配置)だが、早朝・夜間は無人になる。かつて奥羽本線大久保駅および男鹿線出戸浜駅 - 天王駅間の各駅を管理下に置いていたが、2010年4月1日から土崎駅が管理し、当駅は自駅のみの単駅管理になった。また当駅の無人時間帯も土崎駅が管理している。自動券売機・指定席券売機・自動改札機・キオスクが設置されている。駅舎南側には、線路の東西を連絡する自由通路がある。
のりば
1 | テンプレート:Color男鹿線 | 男鹿方面 | |
テンプレート:Color奥羽本線 | (上り) | 秋田方面(当駅始発) | |
(下り) | 八郎潟・東能代方面 | ||
2 | テンプレート:Color奥羽本線 | (下り) | 東能代・大館・弘前・青森方面 |
テンプレート:Color男鹿線 | 男鹿方面 | ||
3 | テンプレート:Color奥羽本線 | (上り) | 秋田方面 |
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 2,325 |
2001 | 2,236 |
2002 | 2,123 |
2003 | 2,070 |
2004 | 2,051 |
2005 | 2,012 |
2006 | 1,939 |
2007 | 1,877 |
2008 | 1,849 |
2009 | 1,861 |
2010 | 1,847 |
2011 | 1,855 |
2012 | 1,838 |
2013 | 1,838 |
駅周辺
駅前は秋田市金足地区の中心地。住宅、商店が建ち並ぶ。また、秋田県立秋田西高等学校と秋田県立金足農業高等学校、秋田県立大学(秋田キャンパス)の最寄り駅であり、朝夕は電車通学の高校生、大学生の乗降客が多くを占める。
- 秋田県道157号追分停車場線
- 国道7号 - 旧羽州街道。地名・駅名の由来となった、船川街道との追分(追分三叉路)がある。
- 潟上市役所追分出張所
- 秋田県立小泉潟公園
- 秋田県立博物館
- 秋田県立秋田西高等学校
- 秋田県立金足農業高等学校
- 秋田県立大学秋田キャンパス - 生物資源学部・大学本部
- 秋田県総合教育センター
- 秋田県立養護学校天王みどり学園
- 追分郵便局
- 秋田銀行追分支店
- JA新あきた追分支店
- JA葬祭レゼール追分(葬儀場) - 旧Aコープ追分店→ト一屋追分店(スーパーマーケットであった)
- ナイス追分店(秋田市に本社がある地場スーパー)
- 秋田臨港警察署追分交番
バス路線
- 五城目線
- 五城目町方面(五城目バスターミナル行)
- 秋田市方面(秋田駅行)
その他
- 当駅の端末で発売される乗車券面は、JR北海道の室蘭本線にある追分駅と区別するため「(奥)追分」と記される。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color奥羽本線
- テンプレート:Color快速(一部列車のみ停車)
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color男鹿線(秋田駅 - 当駅間は奥羽本線)
- 上飯島駅 - 追分駅 - 出戸浜駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 追分駅 - 各地の追分駅の一覧(曖昧さ回避のためのページ)
外部リンク
テンプレート:男鹿線- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ JR東日本秋田支社プレスリリース http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130419-6.pdf