第二みちのく有料道路
テンプレート:Ja Pref Route Sign テンプレート:Infobox road 第二みちのく有料道路(だいにみちのくゆうりょうどうろ)は、青森県上北郡おいらせ町高田を起点とし、同県上北郡六戸町大字犬落瀬字堀切沢に至る有料道路(一般自動車専用道路【A'路線】)で、青森県道8号八戸野辺地線の一部である。青森県道路公社が管理し、料金を徴収している。
八戸方向で百石道路に接続している。
法定路線名の東北縦貫自動車道八戸線の一部を構成する。
概要
将来的には、青森自動車道・みちのく有料道路・上北自動車道(天間林道路・上北天間林道路・上北道路)と接続し、百石道路を経て、八戸自動車道に接続する予定である。
法定路線名の東北縦貫自動車道(八戸線)の一部を構成し、東北縦貫自動車道(八戸線)に並行する一般自動車専用道路【A'路線】であるが、都道府県道が高規格幹線道路(一般自動車専用道路【A'路線】)となるケースはあまり例がない[1]。
当路線はETCおよびクレジットカード払いには対応しておらず、当路線から八戸自動車道・百石道路(東京・八戸方面)へETCを使用して連続走行する場合、下田本線料金所を通過後いったん下田百石料金所の一般レーンを流出し、再度ETCレーンから流入する必要がある。青森市・三沢市方面は、下田本線料金所でいったん停止して、ETCの決済と有料道路料金を現金または回数券で支払う[2]。
2009年6月12日に設置された「青森県有料道路経営改革推進会議」は、2010年1月19日に、「この道路は、単年度黒字を維持していることから、債務は着実に減額していくものの、料金徴収期間が満了を迎える2021年度には返済ができない結果となった。第二みちのく有料道路は、上北横断道路の開通を前提に計画されており、その開通なしには経営が厳しいことが改めて確認できた。」との提言を青森県知事に提出した[3]。
路線データ
- 起点:青森県上北郡おいらせ町高田
- 終点:青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字堀切沢
- 総延長:9.7km
- 車線数:2車線
- 設計速度:80km/h
- 最高速度:60km/h
- 事業費:56億円
- 料金徴収期間:1992年3月30日 - 2022年3月29日(30年間)
沿革
- 1992年3月30日 - 一部供用開始。
- 1992年12月18日 - 供用開始。
- 2010年1月19日 - 青森県有料道路経営改革推進会議が、本道路の有料期限内の債務完済が困難であるとの見通しを報告[3]。
インターチェンジなど
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点から の距離 |
備考 | 所在地 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
百石道路に接続 | ||||||||
8 | 下田百石IC | 国道45号 | 青森県 | 上北郡おいらせ町 | ||||
- | 下田TB | |||||||
三沢十和田下田IC | 青森県道10号三沢十和田線 | |||||||
六戸JCT | 上北自動車道 | 百石道路方面のみ[4] | 上北郡六戸町 | |||||
六戸仮出入口 | 青森県道10号三沢十和田線 |
脚注
- ↑ 都道府県道が高規格道路の例はほかに山口県道6号山口宇部線にあり、山口県山口市佐山の嘉川IC - 同県宇部市大字東岐波宇部JCT間が、山陽自動車道に並行する一般自動車専用道路【A'路線】になっている。
- ↑ 第二みちのく有料道路 ETCのご利用について(青森県道路公社)
- ↑ 3.0 3.1 テンプレート:PDFlink(2010年1月19日)
- ↑ 六戸仮出入口と上北自動車道の接続はできない。