祐徳自動車
祐徳自動車株式会社（ゆうとくじどうしゃ）は、佐賀県鹿島市に本社を置くバス・タクシー事業者。通称は祐徳バス。設立は1932年（昭和7年）12月11日。祐徳軌道のバス部門の後身として、同社社長愛野文次郎の息子愛野時一郎（当時代議士）が社長となる形で設立された。祐徳グループの中核企業である。祐徳グループは、唐津市の昭和自動車（昭和バス）の昭和グループと並び、佐賀を代表する企業グループであり、交通事業や流通業等を多角的に行っている。
佐賀県内で貸切バス事業を行っているほか、福岡市にある福岡事業所ではタクシー事業を行っている。このほか佐賀県南西部で路線バス事業（一般乗合旅客自動車運送事業）を行っていたが、2006年に子会社の祐徳バスに全面移管している。路線バスについては祐徳バスを参照。
営業所
- 本社（一般路線バス、貸切バス） - 佐賀県鹿島市大字高津原4078番地
- 西部営業所（一般路線バス、貸切バス） - 佐賀県鹿島市大字高津原40-3
- 佐賀営業所（一般路線バス、貸切バス） - 佐賀県佐賀市駅前中央3丁目1番6号
- 福岡営業所（貸切バス）福岡県糟屋郡粕屋町仲原大字2526番地8
- 福岡事業所（タクシー） - 福岡県福岡市東区原田4丁目24番51号
- 東京営業所 - 東京都千代田区鍛冶町2丁目9番18号
- 大阪営業所 - 大阪府大阪市中央区北久宝町2丁目6番1号 栄喜船場ビル2F
廃止された営業所
路線バス
祐徳バスに全面移管済み。
貸切バス
大型車は白地に緑・青・水色のラインの車体。中型車は白地に赤・橙・黄のライン。県内の貸切バス事業者の中では比較的稼働率が良く、県内県外を問わず広く利用されている。（特に、旅行会社のツアー等で貸し切られる事が多い。）
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貸切バス（1988年撮影）
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貸切バス（1991年撮影）
- Yutoku bus isuzu gala type selega PKG-RU1ESAJ.jpg
貸切バス（2012年撮影）
タクシー
福岡市に事業部、福岡市と春日市に営業所を置き、福岡都市圏を営業エリアとしている。車両は日産車を使用していたが、日産･クルーの生産中止に伴い近年はトヨタ･コンフォートが増えてきている。福交運輸事業協同組合に加盟している。
その他事業への展開
ホームセンターであるホームセンターユートク、スーパーマーケット・ユートク食品館、園芸店などの経営も行っており、会社としてはこちらが基幹事業となっている。グループ会社として、カーディーラーや住宅販売会社、流通関連企業がある。
最近では分社化も進み、祐徳観光バス・祐徳交通などが設立されたが、2006年に貸切バスは本体の祐徳自動車、路線バスは祐徳バスに再編した。
また、観光バス子会社の東日本観光バスが東京都にあったが、日の丸自動車興業に事業を売却する形で撤退している。
バス車両
国産4大メーカー（三菱ふそう・UDトラックス（旧:日産ディーゼル）・日野自動車・いすゞ自動車）各社を使用している。以前は西日本車体工業製のC型が多く導入されていたが、近年はエアロバスやセレガの純正ボディでの導入となっている。
参考資料
外部リンク
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- 祐徳自動車株式会社（但し一般路線バスを運行する祐徳バス（株）の紹介はない）
- ホームセンターユートク
以下は祐徳グループ
