磐梯熱海駅
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磐梯熱海駅(ばんだいあたみえき)は、福島県郡山市熱海町熱海四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である。
静岡県熱海市にある温泉街である熱海温泉の名前を鎌倉時代に拝借したもので、山間部に所在するにもかかわらず「海」のつく地名となっている(磐梯熱海温泉を参照のこと)。駅名に「磐梯」がつくのは、熱海市にある熱海駅と区別するためである。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線であったが、旧3番線は架線もレールも取り払われている。構内の安子ヶ島方が急カーブとなっているため、40km/hの速度制限を受ける。大半の列車は当駅で交換を行うが、交換がないときは両方向とも駅舎側の1番線から発着する。
郡山駅管理の業務委託駅(東北総合サービス委託)であり、みどりの窓口設置(営業時間 7:20 - 18:20)。自動券売機も1台設置されている。駅舎は、なだらかな三角屋根をもつコンクリート平屋のもので、トイレは水洗式である。 簡易Suica改札機設置。
のりば
1 | テンプレート:Color磐越西線 | (下り) | 猪苗代・会津若松・喜多方方面 |
(上り) | 郡山方面 | ||
2 | テンプレート:Color磐越西線 | (下り) | 猪苗代・会津若松・喜多方方面 |
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 449 |
2001 | 418 |
2002 | 393 |
2003 | 399 |
2004 | 389 |
2005 | 382 |
2006 | 373 |
2007 | 377 |
2008 | 360 |
2009 | 336 |
2010 | 299 |
2011 | 302 |
2012 | 301 |
2013 | 302 |
駅周辺
駅のすぐ近くや、南側の五百川沿いに磐梯熱海温泉の温泉街が広がっており、宿泊施設なども多い。
- 郡山市役所熱海行政センター
- 熱海郵便局
- 郡山北警察署熱海駐在所
- 郡山地方広域消防組合郡山消防署熱海分署
- 郡山市立熱海中学校
- 日本きもの文化美術館
- 福島県郡山スケート場
- 安達太良山南登山口
- 母成高原
- 郡山石筵ふれあい牧場
- 銚子ケ滝
- 郡山市ケヤキの森
- 駅前に足湯
- かんぽの宿郡山
- 福島交通熱海車庫(駅より約1.2km)
- 福島県道8号本宮熱海線
- 福島県道24号中の沢熱海線
- 福島県道200号磐梯熱海停車場線
- 国道49号
- 磐越自動車道磐梯熱海インターチェンジ
- 五百川
バス路線
福島交通「熱海駅前」
- 玉川経由郡山駅
- 新安子ヶ島経由郡山駅
- 石筵牧場
- かんぽの宿郡山経由熱海車庫
この他、会津バスの勝田内行(郡山市湖南地区)が当駅前まで乗り入れてくる。
歴史
- 1898年(明治31年)7月26日 - 熱海駅(あたみえき)として開業。
- 1925年(大正14年)3月20日 - 岩代熱海駅(いわしろあたみえき)に改称。
- 1965年(昭和40年)6月1日 - 磐梯熱海駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 業務委託化。磐梯熱海駅長(郡山駅助役待遇)廃止。
- 2014年(平成26年)4月1日 - ICカード「Suica」が利用開始となる[2]。
その他
- 「山あいの温泉の駅として親しまれている駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color磐越西線
- テンプレート:Color快速「あいづライナー」
- テンプレート:Color快速
- 喜久田駅 - 磐梯熱海駅 - (一部川桁駅) - 猪苗代駅
- テンプレート:Color普通
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:東北の駅百選- ↑ JR東日本 各駅の乗車人員
- ↑ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます - 2013年11月29日東日本旅客鉄道株式会社