広島県道318号上入江吉田線
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テンプレート:Infobox road 広島県道318号上入江吉田線(ひろしまけんどう318ごう かみいりえよしだせん)は安芸高田市吉田町上入江と安芸高田市吉田町国司を江の川(可愛川)沿いに結ぶ一般県道である。
目次
概要
広島県道318号山手吉田線の発展解消路線であるが、前身の広島県道318号山手吉田線も実は広島県道157号国司山手線の発展解消路線であった(1968年(昭和43年)7月23日広島県告示第605号による。当初は広島県道157号山手吉田線だったが、その約4年後の1972年(昭和47年)11月1日に県道番号の再編が行われ、広島県道318号山手吉田線となった)。
本路線の区域が決定する前から安芸高田市吉田町国司の広島県道29号吉田豊栄線の案内標識の行き先は本路線の起点のある上入江になっていた。いつ設置されたかは分からないが、江の川沿いに安芸高田市吉田町上入江に抜ける道の存在が昔から知られていたことが伺える。
道幅は狭い上に案内もあまり整備されていないため、国道54号(国道183号重用)の迂回路としては使えない。
路線データ
沿革
- 1996年4月25日 広島県告示第469号により認定される。
- 前身は広島県道29号吉田豊栄線・広島県道318号山手吉田線・広島県道327号古屋吉田線の各一部と吉田町道。しかし、なぜか認定から8年近く区域決定は行われなかった。
- 2004年3月1日 高田郡の全6町が対等合併して安芸高田市が発足したことに伴い起終点の地名表記が変更される。
- 2004年3月18日 広島県告示第410号により全線の区域が決定する。
- 2004年3月22日 広島県告示第430号により広島県道318号山手吉田線が廃止され、同路線との重用関係および二重番号関係が消滅する。
路線状況
重用区間
- 広島県道29号吉田豊栄線(安芸高田市吉田町国司 - 安芸高田市吉田町吉田間)
主な橋梁
- 岩ノ城橋(安芸高田市吉田町国司〔くにし〕 - 安芸高田市吉田町常友間、江の川〔可愛川〕)
地理
通過する自治体
- 安芸高田市
接続道路
- 国道54号(国道183号重用、安芸高田市吉田町上入江)
- 広島県道327号古屋吉田線(安芸高田市吉田町上入江)
- 広島県道29号吉田豊栄線(安芸高田市吉田町国司)
- 広島県道29号吉田豊栄線(安芸高田市吉田町吉田)
- 国道54号(国道183号重用、安芸高田市吉田町吉田)
主要施設
自然景観
- 江の川(可愛川)
名所・旧跡・観光地
- 福原広俊墓
- 福原城跡