宮崎県道・鹿児島県道1号小林えびの高原牧園線
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宮崎県道・鹿児島県道1号小林えびの高原牧園線(みやざきけんどう・かごしまけんどう1ごう こばやしえびのこうげんまきぞのせん)は、宮崎県小林市と鹿児島県霧島市間を結ぶ主要地方道(県道)。かつては霧島スカイラインと呼ばれ有料道路であったが、現在は無料開放されている。沿道に韓国岳、不動池、えびの高原、大浪池、硫黄谷温泉、林田温泉、霧島いわさきホテルなどがある。鹿児島県側の硫黄谷付近は急カーブの多い峠道が続く。またこの付近は火山性ガスが常に充満しているので、窓を開けながらの走行はお勧めできない。冬期はチェーンが必要。
概要
歴史
宮崎県内の区間は県道小林韓国岳線あるいは北霧島道路と呼ばれ、1954年(昭和29年)1月15日に工事が始まった。建設にあたって当時の国会議員瀬戸山三男の尽力があったといわれている。志多組、九鉄工業、坂下組が工事にあたり1958年(昭和33年)7月25日に竣工した。総延長は13.694キロメートルあり当初は砕石道であった。この区間の開通を契機としてえびの高原の観光地としての整備が進展することになった[1][2]。
通過する自治体
接続する道路
起点から順に
- 国道221号(宮崎県小林市)
- 国道268号(国道221号との重複区間)(小林市)
- 宮崎県道53号京町小林線(小林市)
- 宮崎自動車道小林IC(小林市)
- 宮崎県道409号生駒高原北西方線(小林市)
- 宮崎県道30号えびの高原小田線(えびの市)
- 鹿児島県道104号霧島公園小林線(鹿児島県霧島市)
- 国道223号(霧島市)