宮口駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮口駅(みやぐちえき)は、静岡県浜松市浜北区宮口にある天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線の駅。
掛川・天竜二俣方面から当駅で折り返す便が数本あるが、新所原方面からの折り返し便はない。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。無人駅だが、駅舎がある。
「本屋および上りプラットホーム」、「待合所および下りプラットホーム」が、国の登録有形文化財として登録されている[1]。
駅構内には飲食店「はままつ88」が入居している[2]。
利用状況
近年の乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2008 | 88 |
2009 | 90 |
2010 | 99 |
2011 | 97 |
2012 | 104 |
駅周辺
宮口の市街の東はずれに位置しており、住宅が少しある。
歴史
開業前の1924年から1937年まで、現在の遠州鉄道浜北駅間での間を結ぶ軽便鉄道を運営していた西遠軌道の宮口駅が当駅の南に置かれていたが、二俣線開業前に全線廃止となっている。
- 1940年(昭和15年)6月1日 - 遠江森駅〜金指駅間の開通時に、国有鉄道二俣線の駅として開業。
- 1962年(昭和37年)6月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)3月15日 - 二俣線が第三セクター鉄道に転換され、天竜浜名湖鉄道の駅となる。
- 2011年(平成23年)1月26日 - 「本屋および上りプラットホーム」および「待合所および下りプラットホーム」が登録有形文化財として登録される[1]。