遠州森駅
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テンプレート:駅情報 遠州森駅(えんしゅうもりえき)は、静岡県周智郡森町森にある天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線の駅。
駅構造
2面3線のホームを有する地上駅。やや高いところに位置する。業務委託駅で、古い木造の駅舎を有する。駅舎(本屋)および上りプラットホームは、国の登録有形文化財として登録されている[1]。
利用状況
「掛川市統計書」の統計によれば、2006年度の乗車人員は1日平均247人で、天竜浜名湖線の駅の中で4番目に多かった。なお「浜松市統計書」によれば、同年度の1日平均乗車人員は287人(年度乗車人員104,783人)、天竜浜名湖線の駅の中で3番目。
近年の乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2008 | 227 |
2009 | 238 |
2010 | 270 |
2011 | 305 |
2012 | 342 |
駅周辺
住宅がある。商店もある。
- 静岡銀行森町支店
- セイジョー遠州森町店
- スーパーいしはら森町店
- 森町役場
- 森町郵便局
- 太田川
- 森町中央体育館
- 静岡県立遠江総合高等学校
森町役場、郵便局、中央体育館は徒歩で5~10分程度離れている。
バス乗り場
同じバス停名称であるが、森町営バスは駅前、秋葉バスサービスのバス停は駅前の静岡銀行の前にある。磐田線は土日祝日運休(2008年10月ダイヤ改正より)、秋葉中遠線も土日祝日は経由する便がない。
歴史
- 1935年(昭和10年)4月17日 - 国鉄二俣線が掛川駅から開通、その終着駅の遠江森駅(一般駅)として開業。
- 1940年(昭和15年)6月1日 - 二俣線が金指駅まで延伸。
- 1961年(昭和36年)5月16日 - 遠州鉄道の気動車が西鹿島駅から当駅まで乗り入れ。
- 1966年(昭和41年)10月1日 - 遠州鉄道の気動車乗り入れ廃止。
- 1970年(昭和45年)6月1日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1987年(昭和62年)3月15日 - 二俣線が第三セクター鉄道に転換、天竜浜名湖鉄道の駅となる。同時に、遠州森駅に改称。
- 2011年(平成23年)1月26日 - 駅舎(本屋)および上りプラットホームが登録有形文化財として登録される[1]。