姥湯温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:日本の温泉地 姥湯温泉(うばゆおんせん)は、山形県米沢市(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉である。
大日岳の山麓、大昔の噴火口跡に温泉があり、標高1300mと高所に位置する。福島との県境も近い。
アクセス
- 車:東北自動車道福島飯坂ICから約60分。
- その昔、途中の山道にはスイッチバックしなければ上れない急坂が存在した。現在は改修されてスイッチバックは解消したが、20%を超える急坂は健在である(最大22%)。
- 鉄道:JR東日本峠駅前より送迎車約30分(要予約)、その後に徒歩5分。
- 温泉送迎車は基本的に宿泊者向けなので、事前に要確認。駅周辺の二次交通機関はない。
- 峠駅から徒歩で2時間余り。
泉質
- 酸性の単純硫黄泉
青みがかった白濁湯が特徴。
施設
- 一軒宿の「桝形屋旅館」が存在。
- 旅館の建物は2004年(平成16年)から翌年にかけて新築改装され新しくなった。
- 内湯は男女別の檜風呂。露天風呂は混浴の大露天風呂と、女性専用風呂がある。夜間には女性用と混浴が入れ替わる。
歴史
室町時代(1533年)の発見とされる。桝形屋初代が山師として金山を探している時、山姥に教えられて発見したとされる。温泉名もこれに因み姥湯となった。現在の当主は17代目。