天王寺きつね
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テンプレート:Sidebar with collapsible lists 天王寺 きつね(てんのうじ きつね、1965年 - )は、大阪府出身の漫画家。男性。
実妹は青年漫画家の「KAME」。
来歴
「天王寺動物園」、「天王寺水族館」というペンネームを経て現在のペンネームになった。同人活動や成人向け漫画を経て、現在はファンタジー作品を中心に一般向け漫画を執筆している。
同人活動時代は様々な題材を手掛けたが、特にロードス島戦記のディードリットを好んで描いた。ディードリットは現代日本の創作におけるエルフの視覚的イメージを決定付けたキャラクターであるが、当時の天王寺きつねの同人誌は、その認識を加速させる一要素となった。
また、現在も同人サークル「わくわく動物園」を主宰しているほか、アダルトゲームブランド「LiFox」や女性向けゲームブランド「TEA-CROWN」の代表を務め、コンピュータゲームの制作も手がけている。
主な著作
漫画
- Rape+2πr(フランス書院、成人向け)
- ヱデンズボゥイ(角川書店)
- オルフィーナ(白夜書房、角川書店)
- オルフィーナSAGA(角川書店)
- うぽって!!(角川書店) 注(「天王寺キツネ」名義で執筆)。
- blue snow blueシリーズ(同人誌サークルわくわく動物園)
- ガンナーズ(角川書店) 注(「天王寺キツネ」名義で執筆)。
ゲーム
- in white(LiFox、原画・シナリオ原案)
- 御魂のゆき(LiFox、プロデュース)
- 自律機動戦車イヅナ(TEA-CROWN、プロデュース)