出羽元倶

テンプレート:基礎情報 武士 出羽 元倶（いずは もととも）は、戦国時代から安土桃山時代の人物。毛利氏の家臣。毛利元就の六男。

生涯

弘治元年（1555年）、中国地方の戦国大名・毛利元就の六男として誕生。同母兄に毛利元秋、同母弟に末次元康がいる。

石見国邑智郡出羽二山（二つ山・二ッ山）城主の出羽元祐に嗣子が居なかったことから養子となり、出羽氏を名乗ったが、元亀2年（1571年）に17歳で夭折した。元倶の死後は出羽元祐の実子である出羽元勝が後継となった。

また、元倶の死が、毛利元就の死の僅か2ヶ月後の事であったこともあってか、要らぬ誤解を招くことを恐れ、出羽元祐は毛利輝元に対して起請文を書いて毛利氏への忠節を改めて誓っている。テンプレート:Japanese-history-stub