六所神社 (岡崎市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:神社 六所神社(ろくしょじんじゃ)は、愛知県岡崎市明大寺町にある神社である。旧社格は県社。
松平氏(徳川氏)発祥の地である松平郷(現 豊田市松平町付近)の六所神社(現 豊田市坂上町)より祭神の勧請を受けて創建したものである。徳川家康の産土神として江戸幕府の厚い保護を受けた。
祭神
松平郷の六所神社は、鹽竈六所明神(鹽竈神社の六所宮の神)より勧請を受けたもので、六柱の神を祀っていた。岡崎の六所神社はそのうち猿田彦命・塩土老翁命・事勝国勝長狭命の三神の分祀を受けた。現在は、他に12柱の神を祀る。
施設
本殿・幣殿・拝殿・神供所は1935年(昭和10年)に国指定の重要文化財となった[1]。現在の本殿・幣殿・拝殿は、寛永11年(1634年)から同13年にかけて徳川家光の命を受けて改築されたものである。
楼門は権現造の絢爛豪華な門で、1935年(昭和10年)に国の重要文化財に指定された[1]。
その他の文化財
六所神社絵馬群(83点)が、岡崎市指定有形民俗文化財となっている[2]。