五輪大橋
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五輪大橋(ごりんおおはし)は、石狩川の支流豊平川に架けられた橋で、五輪通(北海道道82号西野真駒内清田線)を通す。札幌市南区にある。はじめ北の沢大橋(きたのさわおおはし)といったが、1972年開催の第11回冬季オリンピック札幌大会(札幌オリンピック)に際して五輪大橋と改称した。長さ150m、幅18m。
なお、長野県長野市に五輪大橋有料道路があるが、これは長野オリンピックに際して架けられたものであり、同橋とは関係は無い。
橋の概要
1969年(昭和44年)8月に、工費2億2700万円をかけて作られた[1]が、2004年現在ある橋には1970年(昭和45年)12月竣工と記されている。五輪大橋への改称を指すのかもしれないが、正確な事情は不明である。
橋の柵に五輪をとりつけてある。1971年(昭和46年)に日立製作所の寄付により、橋の4つの脇に彫像がおかれた。東の2つが本郷進の作「花束」、西の2つが山内壮夫「飛翔」である。
五輪大橋の東には、真駒内川にかかる五輪小橋があり、橋の表示によれば同時期に竣工した。
橋の周辺
豊平川は南から北に流れる。橋の東は真駒内公園、公園を抜けると住宅地で、光塩学園女子短期大学が立地する。西には川のそばを国道230号が並走する。北の沢川、中の沢川の合流点は橋の西から近い。藻岩山が北から迫るが、斜面まで宅地化が進んでいる。
脚注
テンプレート:Reflist- ↑ 札幌市藻岩小学校開校八十周年記念協賛会『郷土誌もいわ』による