久谷駅
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久谷駅(くたにえき)は、兵庫県美方郡新温泉町久谷字桑替にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
駅構造
浜坂方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。
元々は相対式ホーム2面2線を持ち、交換設備を有しており、2007年度(平成19年度)までは駅舎側の1番線に豊岡方面行きが、浜坂寄りの構内踏切を渡った先の2番線に浜坂方面行きが発着していた。
しかしその後、2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正と同時に、2番線ホームの入口に立入禁止の柵が設置され、浜坂方面・豊岡方面ともに駅舎側の1番線のみに発着するようになり、1面1線の駅となった。但し構内踏切自体は、2番線側にあった南口からの連絡通路として残り、南口側からの出入りは引き続き可能であった。なお、閉鎖された2番線の場内・出発信号機自体は2009年頃まで稼動していたが、2010年(平成22年)3月時点では使用を停止していた。
その後、2012年秋頃に棒線化の工事が実施された。その際に使用を停止していた2番線を使用するように分岐器は撤去された。駅舎および1番線・駅前の広場の使用は停止され、国道から駅舎までの道路(兵庫県道261号赤崎久谷停車場線)の踏切手前に駐車スペースが設けられた。2012年12月後半頃の時点では1番線のレールは残されている。
豊岡駅管理の無人駅となっており、自動券売機も設置されていない。
利用状況
1日平均の乗車人員は11人である(2010年度)。<p 近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 21人(2000年度)
- 21人(2001年度)
- 16人(2002年度)
- 15人(2003年度)
- 16人(2004年度)
- 13人(2005年度)
- 15人(2006年度)
- 16人(2007年度)
- 16人(2008年度)
- 16人(2009年度)
- 11人(2010年度)
駅周辺
歴史
- 1912年(明治45年)3月1日 - 国有鉄道山陰本線の香住駅 - 浜坂駅間延伸により開業。客貨取扱を開始。
- 1963年(昭和38年)3月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1970年(昭和45年)12月15日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 2番線ホームを閉鎖。
- 2010年(平成22年)7月17日 - 余部橋梁工事のため、同日から8月11日まで列車が運休(バス代行)となり、営業を一時休止。
- 2012年(平成24年)3月17日‐ダイヤ改正により、一部普通列車が通過となる。[1]
- 2012年 秋頃‐棒線化の工事が実施される。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速