久米郡 (愛媛県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
久米郡(くめぐん)は、かつて伊予国のち愛媛県の中部にあった郡である。7世紀に、評制の久米評として建てられた[1]。701年に郡制の久米郡になったと推定できる。
沿革
- 1889年12月15日 - 町村制施行により、以下の村が成立。(5村)
- 川上村(かわかみむら) - 北方村(きたがたむら)、松瀬川村(ませかわむら)、下浮穴郡南方村(みなみがたむら)、下浮穴郡吉久村(よしひさむら)が合併(→ 1955年川内村 → 1956年川内町 → 2004年東温市)
- 北吉井村(きたよしいむら) - 山之内村(やまのうちむら)、樋口村(ひのくちむら)、志津川村(しつかわむら)、西岡村(にしのおかむら)が合併(→ 1956年重信町 → 2004年東温市)
- 久米村(くめむら) - 高井村(たかいむら)、窪田村(くぼたむら)、来住村(きしむら)、鷹子村(たかのこむら)、北久米村(きたくめむら)、南久米村(みなみくめむら)、福音寺村(ふくおんじむら)、南土居村(みなみどいむら)の一部が合併(→ 1955年松山市)
- 小野村(おのむら) - 小屋峠村(こやのとうげむら)、北梅本村(きたうめのもとむら)、南梅本村(みなみうめのもとむら)、平井谷村(ひらいたにむら)、苅屋村(かりやむら)、畑中村(はたけなかむら)、水泥村(みどろむら)が合併(→ 1961年松山市)
- 石井村(いしいむら) - 今在家村(いまざいけむら)、井門村(いどむら)、越智村(おちむら)、居相村(いあいむら)、古川村(ふるかわむら)、東石井村(ひがしいしいむら)、西石井村(にしいしいむら)、星岡村(ほしのおかむら)、天山村(あまやまむら)、朝生田村(あそだむら)、和泉村(いずみむら)、北土居村(きたどいむら)、南土居村(みなみどいむら)の一部が合併(→ 1962年松山市)
- 1897年4月1日 - 温泉郡・風早郡・和気郡と合併して温泉郡となり消滅。