一乗寺駅
一乗寺駅(いちじょうじえき)は、京都市左京区一乗寺里ノ西町にある叡山電鉄叡山本線の駅。
駅構造
対面式2面2線のホームを持つ。平素は駅員無配置駅であるが、平日の朝と多客時の土日のみ係員が配置されるため、出町柳方面行きホームの出入口には改札口状の柵が設置されている。出町柳駅行きホームにのみ券売機が設置されており、8時から18時30分まで稼動する。
入口はホームの出町柳駅側にあり、「曼殊院道」の踏切に面している(ただし、曼殊院へは隣の修学院駅の方が近い)。八瀬比叡山口駅・鞍馬駅行きホームはホームのほぼすべてを、出町柳駅行きホームは約1両分の長さの上屋で覆われ、ワンマンカーの乗降口をカバーしている。
上下共にバリアフリーには対応していない。道路からホーム面までの階段のみであるが(画像参照)車椅子等での利用には介護者が必要。
テンプレート:Color叡山本線(上り) | 出町柳行き 京阪線(三条・枚方・大阪方面;出町柳乗り換え) | |
テンプレート:Color叡山本線(下り) | 八瀬比叡山口・鞍馬方面 |
駅周辺
駅は曼殊院道に面し、商店街の中にある。開設当時から商店が並んでいたが、戦後市場が開設され、曼殊院通にバス路線も通じた。1960年代、駅西側は当時都市中心部以外では珍しかった映画館やパチンコ店などを有する商店街、歓楽街として発展した。1980年頃から衰退し映画館も廃業しているが商店街としての様相は残している。現在は、大学生相手の店も目立ち、とりわけラーメン専門店の多さは、京都有数と言われ、京都ラーメンは全国のラーメンファンにも知られているほどである。[1][2][3]。
付近には詩仙堂、一乗寺下り松など観光名所も多い。
現在の京都市営バスの最寄り停留所は駅から東へ400mほどの白川通に面した5・65・北8号系統「一乗寺下り松町」と、西へ300mほどの東大路通に面した31号系統「一乗寺高槻町」である。
区間制度となっている叡電の普通運賃であるが、商店街利用者を考慮して当駅~三宅八幡駅を1区としていた時期もあった。
- 一乗寺下り松(宮本武蔵と吉岡一門の一乗寺下り松の決闘の場として有名)
- 詩仙堂(案内放送あり)
- 狸谷山不動院(案内放送あり)
- 恵文社一乗寺店(美術書などで有名な書店)
- 京都工芸繊維大学(通常はバス利用。鉄道では松ヶ崎駅が一番近い)
- 京都市立修学院中学校
- 京都市立修学院第二小学校
- 滋賀銀行一乗寺支店
- 将軍山城
歴史
- 1925年(大正14年)9月27日 京都電燈の駅として開業。
- 1942年(昭和17年)3月2日 会社譲渡により京福電気鉄道の駅となる。
- 1986年(昭和61年)4月1日 会社譲渡により叡山電鉄の駅となる。
隣の駅
- 叡山電鉄
- テンプレート:Color叡山本線
- ()内は駅番号を示す。
註
- ↑ 一乗寺駅周辺のラーメン[1](ホットペッパー.jp)
- ↑ Google マップ: 一乗寺駅(京都)付近のラーメンの検索結果
- ↑ 但し最近は車での来店を意識してか周辺の白川通、東大路通沿いの店が増えてきている。
関連項目
外部リンク
- 一乗寺駅(叡山電鉄)