ラアス・アル=ハイマ
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ラアス・アル=ハイマ(テンプレート:Lang-ar テンプレート:Transl)は、アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつ。同連邦の北東端にあり、北部はオマーンの飛び地のムサンダム半島に接する。
主要都市は、首都であるラアス・アル=ハイマ。都市人口は19万1753人(2007年)[1]。 ラアス・アル=ハイマ国際空港がある。
かつてはペルシャ湾の貿易に従事する海運国だった。現在では農耕を主産業とし、ナツメヤシや野菜や果物を生産する。1972年、他の連邦構成国の中で遅れて最後に連邦に加入した。
ドバイから約130kmという地の利を生かしてテンプレート:仮リンク(RAKFTZ)が設けられ、経済発展が見込まれている。
12月の平均気温は16度~25度C、7月は30度~40度Cだが、夏季は50度Cに達することもあり、湿度も高い。冬季に雷雨を伴う降雨が稀にある。 石油を産出しないため、経済は連邦予算に依存するところがあるが、漁業・農業のほか、不動産・観光・建築資材(セメント)・ハイテクなどの産業もある。交通手段として鉄道は無く、低料金のバスに加え、国内と近隣連邦諸国へタクシーの利用が盛んである。国際空港がある。
参照
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