トロピカーナ・フィールド
トロピカーナ・フィールド(Tropicana Field)は、アメリカ合衆国のフロリダ州セントピーターズバーグにあるドーム型スタジアムである。現在は、MLBタンパベイ・レイズ(旧デビルレイズ)の本拠地球場である。1993年から1996年までは、NHLタンパベイ・ライトニングの本拠地だった。
現在、メジャーリーグで運用されている唯一の密閉式ドーム型スタジアムである。
概要
1990年に、フロリダ・サンコースト・ドーム(Florida Suncoast Dome)の名称で開場した。その後、サンダードーム(Thunderdome)を経て1998年にTropicana Products社のネーミングライツにより、トロピカーナ・フィールドとなった。デビルレイズの誕生に伴い、総工費約8500万ドルをかけて野球専用球場に生まれ変わった。それ以前は、アイスホッケーやアメフトを始め、バスケットボールやテニス、自動車レースなど計16種目もの競技が行われていたが、野球専用化に伴い、選手の負担を考慮して最新式の人工芝(フィールドターフ)を導入し、ダイヤモンドを除く内野部分はアンツーカーへと改装された。
設備・アトラクション・演出
- 球場内には様々なレストランやショップがあり、その種類の多さから「モールパーク」と呼ばれることもある。レイズが勝利したときには、球場の屋根がオレンジ色にライトアップされる演出が施されており、地元のファンを楽しませている。
- バックスクリーン前の外野席には、球団名の由来であるエイが入った巨大水槽があり、観客が直接触れて楽しめるようになっている。好評だったため、2008年に球団名が変わった後もそのまま残されることとなった。2007年6月24日、ドジャースのルイス・ゴンザレスがこの水槽に初めてホームランを打ち込んだ[1]。レイズの選手ではホセ・ロバトンが2013年10月7日、ALDSの第3戦でレッドソックスの上原浩治からサヨナラホームランとなる「タンクヒット」を放っている[2]。
主要な出来事
- 1999年8月7日 - ウェイド・ボッグスが通算3000安打を達成した。
- 2005年6月15日 - 野茂英雄が日米通算200勝を達成した。
- 2010年6月25日 - アリゾナ・ダイヤモンドバックスのエドウィン・ジャクソンが球場初のノーヒットノーラン。1か月後の7月26日にはマット・ガーザがレイズ所属の投手としては初のノーヒットノーランを達成している。
脚注
- ↑ Gonzalez homers, but Dodgers sink(英語)2013年10月21日閲覧
- ↑ Rays stay alive, beat Red Sox on Jose Lobaton walk-off home run(英語)2013年10月21日閲覧
外部リンク
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テンプレート:本拠地の変遷
テンプレート:本拠地の変遷
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
シュライアーハレ
シュトゥットガルト
|style="width:40%; text-align:center"|デビスカップ
決勝会場
1990年
|style="width:30%"|次代:
パレ・デ・スポルト・ドゥ・ジェルラン
リヨン
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
アラモドーム
|style="width:40%; text-align:center"|ファイナルフォー会場
1999年
|style="width:30%"|次代:
RCAドーム
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