オマー・ハキム
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テンプレート:BLP unsourced オマー・ハキム(Omar Hakim、1959年2月12日 -)は、アメリカのドラマーである。
ニューヨーク生まれ。父親は、デューク・エリントンやカウント・ベイシーなどのスウィングバンドでトロンボーンを吹いた、ハンサン・ハキム(Hasan Hakim)。幼い頃から演奏を始める。マーカス・ミラーとは、少年時代からの友人。甲高い音にチューニングしたスネアドラム、手数の多いドラミング、他の演奏者と「一緒にグルーブしたい」志向が特徴。最近のエレドラは、ローランド製。
略歴
- 5歳の頃、おじさんにもらったクリスマスプレゼントの子供用の太鼓を叩き始める。
- 10歳の頃、父親のバンドで演奏する。
- 15歳の頃、初めてのツアーに出る。
- 1980年、マイク・マイニエリに出会い、マイクがプロデュースするカーリー・サイモンのバンドのドラマーに。同年渡辺香津美のTochikaツアーでマイク・マイニエリ、 マーカス・ミラー、 ウォーレン・バーンハートと共に来日公演を行っている。
- 1982年、ウェザー・リポート (Weather Report) のドラマーとなる(1985年解散)。
- 1983年、渡辺香津美のアルバム『MOBO』に*マーカス・ミラー、マイケル・ブレッカーと共に参加。
- 1980年代、最初の市販ドラムマシン the Linn Drum Machine(ロジャー・リン(Roger Linn)製作)を手に入れ、ミュージシャンとしての活動の幅の内に入れていく。エレクトロニクス・テクノロジーは、ドラマーの世界に変化をもたらした。
- ナイル・ロジャースとの縁で、デヴィッド・ボウイの『レッツ・ダンス』 (Let's Dance) のレコーディングに参加。
- スティングの『ブルー・タートルの夢』 (The Dream of the Blue Turtles) のレコーディングに参加。
- ダイアー・ストレイツの『ブラザーズ・イン・アームス』 (Brothers in Arms)のレコーディングに参加。
- 1991年、1992年 - ライブ・アンダー・ザ・スカイに出演。
- 2004年、ローランド 『サウンド・スパーク 2004』 V-Drums SUPER SESSION に参加。
- 2006年、2010年、東京JAZZに出演。2010年には『Tochika 2010』として渡辺香津美と再競演している。
- 2012年 2月末~3月にMiles Davis' Alumni Super Sessionの一員としてロベン・フォードダリル・ジョーンズらと ビルボードライブ東京で公演を行っている。
概要
ジャズ、リズム・アンド・ブルース、フュージョン系のドラムを叩くドラマーとして、ジャンルを問わず多くのミュージシャンのレコーディング、セッションライブに参加してきた。
ウェイン・ショーター、渡辺香津美、及川光博、キャロル・キング、佐野元春、ジョージ・ベンソン、ジョー・サンプル、ジョン・スコフィールド、スタンリー・クラーク、SMAP、嵐、デイヴィッド・サンボーン、ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー、マイルス・デイヴィス、吉田美和、リー・リトナー、マドンナ、大黒摩季、マライア・キャリー、セリーヌ・ディオンほか多数。