さがみ縦貫道路
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テンプレート:Ja Route Sign さがみ縦貫道路(さがみじゅうかんどうろ)は、神奈川県茅ヶ崎市西久保から神奈川県相模原市緑区川尻を結ぶ、首都圏中央連絡自動車道の一部を構成する自動車専用道路である。当道路は、東名高速道路・新東名高速道路・新湘南バイパスなどと一体となって広域的・地域的交通の役割を担う路線である。
2010年2月27日に当道路で初めての海老名JCT-海老名IC間が開通。
茅ヶ崎JCT-海老名JCT間は2010年度開通予定が2012年度に、更に2011年8月5日に再延期の発表があり、未定となっていたが、2012年5月15日に各IC名の決定と同時に茅ヶ崎JCT-寒川北IC間が2012年度、寒川北IC-海老名JCT間(途中の海老名南JCTは2016年度)が2014年度にそれぞれ開通と発表された。
後の2013年2月15日に、国土交通省と中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)から海老名IC-相模原愛川IC間が同年3月30日に、茅ヶ崎JCT-寒川北IC間が、同年4月14日にそれぞれ開通すると発表された[1]。
また、海老名IC-相模原愛川IC間についても2010年度開通予定であったが、一部地権者の反発によって2012年度に延期となった[2]。なお、相模原ICについては再延期し2014年度供用開始予定。その後、2014年4月4日に相模原愛川IC-高尾山IC間を同年6月28日に開通すると発表した[3]。
概要
- 起点 : 神奈川県茅ヶ崎市西久保
- 終点 : 神奈川県相模原市緑区川尻
- 総延長 : 34.0km
- 規格 : 第1種第3級(茅ヶ崎JCT-海老名JCT間)、第1種第2級(海老名JCT-相模原IC間)
- 設計速度 : 80km/h(茅ヶ崎JCT-海老名JCT間)、100km/h(海老名JCT-相模原IC間)
- 車線数 : 完成4車線(暫定2車線)
歴史
- 1988年 : 西久保JCT(現・茅ヶ崎JCT)-海老名南JCT間事業化
- 1988年 : 海老名南JCT-圏央厚木IC/JCT間事業化
- 1994年6月17日 : 茅ヶ崎市-厚木市間都市計画決定
- 1997年6月 : 厚木市-城山町(現・相模原市緑区)間都市計画決定
- 1998年12月25日 : 海老名南JCT-海老名IC間施工命令
- 2001年 : 圏央厚木IC/JCT-城山IC(現・相模原IC)間用地買収着手
- 2002年 : 圏央厚木IC/JCT-城山IC(現・相模原IC)間着工
- 2010年2月27日 : 海老名JCT-海老名IC間開通
- 2013年3月30日 : 海老名IC-相模原愛川IC間開通
- 2013年4月14日 : 茅ヶ崎JCT-寒川北IC間開通
- 2014年6月28日 : 相模原愛川IC-相模原IC間開通(相模原ICは2014年度 供用開始予定)[4]
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色がテンプレート:Colorである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がテンプレート:Colorである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
- 路線名の特記がないものは市町道。
- 番号は、JCTごとに十の位を繰り上げるような方式になっている。
- 下記の英略字は以下の通り
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点 から (km) |
備考 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
25 | 茅ヶ崎JCT | 新湘南バイパス | 0.0 | 神奈川県 | 茅ヶ崎市 | ||
26 | 寒川南IC | 神奈川県道44号伊勢原藤沢線 | 2.0 | 寒川町 | |||
27 | 寒川北IC | 神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線 | 5.0 | ||||
- | 海老名南JCT | 新東名高速道路(事業中) | 8.0 | 2016年度供用開始予定 | 海老名市 | ||
4-1 | 海老名JCT | 東名高速道路 | 9.5 | ||||
31 | 海老名IC | 神奈川県道43号藤沢厚木線 (都市計画道路河原口中新田線) |
11.4 | ||||
32 | 圏央厚木IC/JCT | 国道246号(厚木秦野道路)(事業中) 国道129号 |
16.3 | 厚木市 | |||
- | 厚木PA | - | |||||
33 | 相模原愛川IC | 神奈川県道52号相模原町田線 国道129号 |
21.5 | 相模原市 | 南区 | ||
- | 相模原IC | 津久井広域道路(事業中) | 30.4 | 2014年度供用開始予定 | 緑区 | ||
首都圏中央連絡自動車道へ直通 |