国道491号
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国道491号(こくどう491ごう)は、山口県下関市から山口県長門市に至る一般国道である。
概要
1993年4月1日に一般国道の路線を指定する政令の改正により、それまでの山口県道37号下関豊田油谷線・山口県道34号下関長門線の一部を指定して成立した。起点から下関市小月本町2丁目(小月小島交差点)までの間は旧国道2号の区間であり、小月バイパスの完成によりいったん県道下関長門線に降格したものを国道に再昇格させたものである。
下関市と長門市を短絡させるルートであり、半分以上の区間は片側1車線で整備されているが、貴飯峠を挟む下関市菊川町大字貴飯から下関市豊田町大字杢路子(狗留孫山登山口)の間、および下関市・長門市境となる下関市豊田町大字一ノ俣(一の俣温泉付近)から長門市油谷河原(大坊ダム付近)の区間は幅員がきわめて狭く急カーブ、急勾配が連続するため、大型車の通行ができない(「酷道」区間)。この区間を通過するには、県道下関長門線を使うのが一般的。
なお、山陰自動車道に並行する自動車専用道路として整備が予定されている「長門・俵山道路」(長門市深川湯本 - 長門市俵山間)は国道491号のバイパスとして位置づけられているが、同道路は前後では国道491号とは接続しない(県道下関長門線のバイパス)。
重複区間
- 山口県下関市豊田町大字浮石(久保田交差点) - 山口県下関市豊田町大字荒木:国道435号
通過市町村
主な接続道路
道の駅
- きくがわ(下関市)