聖隷三方原病院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:医療機関 社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷三方原病院(しゃかいふくしほうじんせいれいふくしじぎょうだんそうごうびょういんせいれいみかたはらびょういん)は、浜松市北区にある病院である。地域医療支援病院の承認を受ける。3次救急指定病院。
特徴
- 浜松医科大学医学部附属病院、浜松医療センター(旧県西部浜松医療センター)、聖隷浜松病院と並び、静岡県西部の中核となっている医療機関である。
- 日本初のホスピスである聖隷ホスピスがある。
- ドクターヘリを持つ救命救急センターがある。
- 嚥下リハビリテーションでは国内有数の病院。病院食に力を入れていることでも知られている。
沿革
- 1942年 - 当院の前身である「聖隷保養農園附属病院」開設
- 1973年 - 『聖隷三方原病院』と改称
- 1981年 - 日本初のホスピス(聖隷ホスピス)開設
- 1999年 - ドクターヘリコプター研究事業開始
- 2001年 - ドクターヘリコプター運用開始
- 2002年 - (財)日本医療機能評価機構の認定を受ける
- 2004年 - 新館建築工事が始まる
- 2008年 - 新館「F号館」が完成する
聖隷ホスピス
ホスピスとは悪性腫瘍(しゅよう)などの患者の身体的苦痛を軽減するだけでなく、精神的苦痛、不安なども軽減して、患者やその家族と共に最期まで人間らしく尊厳をもって生きることができるように援助をする施設。聖隷三方原病院のホスピス病棟は、1981年に日本で初めて開設。1984年(昭和59年)マザー・テレサが訪問。
ドクターヘリ
- 当院のドクターヘリは1999年4月に浜松救急医学会の研究事業として運用が開始された。
- 2001年10月から正式なドクターヘリ導入促進事業として運用を開始した。
- 県内ではドクターヘリを有する病院が当院と順天堂大学医学部附属静岡病院であり、当院は静岡県西部を主たる運航範囲としている。
- F号館屋上にヘリポートを有し、毎日平均1、2回の発着がある。
診療科
- 内科
- 内分泌代謝科
- 循環器科
- 脳卒中科
- 小児科
- 産科
- 婦人科
- 外科
- 消化器外科
- 呼吸器外科
- 心臓血管外科
- 整形外科
- 人工関節外科
- 脳神経外科
- 脳血管内外科
- 耳鼻咽喉科
- 頭頚部甲状腺外科
- 泌尿器科
- 皮膚科
- 眼科
- ホスピス科
- 緩和支持治療科
- 化学療法科
- 精神科
- 麻酔科・ペインクリニック
- リハビリテーション科
- 放射線科
- 放射線治療科
- 病理診断科
- 救命救急センター
- リプロダクション(不妊)センター
- カウンセリング外来(臨床心理室)
医療機関の指定等
- 保険医療機関
- 結核予防法指定医療機関
- 被爆者一般疾病指定医療機関
- 育成医療指定医療機関
- 小児慢性医療指定医療機関
- 特定疾患治療取扱病院
- 地域災害医療センター(災害拠点病院)
- 精神保健福祉法指定医療機関
- 地域周産期母子医療センター
- 重症難病患者協力病院
- 臨床研修指定病院
- 臓器移植推進協力病院
- 地域がん診療連携拠点病院
- 精神科救急医療施設
- 地域肝疾患診療連携拠点病院
- 労災保険指定医療機関
- 労災保険二次健診等給付医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 更生医療指定医療病院
- 母子保健法指定養育医療機関
- エイズ治療拠点病院
- 静岡県精神科救急医療基幹病院
- 救急指定病院
- 救命救急センター
- 日本医療機能評価機構認定病院
- 応急入院指定病院
- 地域医療支援病院
- 特定不妊治療費助成事業指定病院
- 新人助産師臨床実践能力向上推進事業実施施設
- 新人看護師臨床実践能力向上推進事業実施施設
交通アクセス
関連施設
- 聖隷予防検診センター
- 聖隷おおぞら療育センター