コンマ
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:記号文字 コンマ (comma) は、カンマとも呼ばれ、約物のひとつ。
目次
概要
文章
横書き文書で文の途中の区切りに打たれる点である。次のようにベースライン上に置かれる。
ただし、台湾や香港の中国語の文章では、縦書き・横書きを問わず、漢字1文字分のスペースの中央に置かれることも多い。
日本語の縦書き文書では文の終わりにもっぱら読点(、)が用いられるのに対し、横書き文書では読点とコンマの両方が用いられる。現状では読点の方が若干多いように思われる。しかし、旧文部省が「公用文作成の要領」においてコンマの方が横書きでは正しいとしたが、旧自治省が「左横書き文書の作成要領」において読点を使用することが正しいとしたため、実質上どちらも正しいとされる。
欧文ではもっぱら文の途中の区切りにコンマが用いられる。英語のようにコンマを打つべきか打たぬべきか比較的厳密に定められている言語と、筆記者の自由に任される言語とが存在する。
桁区切り
数字の桁区切りにおいてもコンマは使用される。
日本における桁区切り
日本における桁区切りは、
- 欧米もしくは「公用文作成の要領」に従って3桁毎とする
- 万・億・兆といった単位に合わせて4桁毎とする
このように2通りの書き方がある。 また、小数点を「コンマ」と言い表すことがあり、たとえば、0.21秒を「0コンマ21秒」や「コンマ21秒」などと言う。 日本における千円以上の貨幣は、コンマ表記をしていない。
インドにおける桁区切り
インドにおける桁区切りは現地語の位取りに従い、はじめ3桁(千の位)、その後は2桁毎(10万の位、1千万の位、10億の位…)とする。
英語圏諸国における桁区切り
英語圏諸国では、数字の3桁ごとの区切り(桁区切り)にコンマを用いられる。
非英語圏における桁区切り
非英語圏のいくつかの国では、小数点にコンマを用いる(この場合、桁区切りにはピリオドやスペースを用いる)。
符号位置
UnicodeでCOMMAの含まれる文字は下記である。