小笠原長棟

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テンプレート:基礎情報 武士 小笠原 長棟(おがさわら ながむね)は戦国時代の武将。信濃の大名小笠原氏(府中小笠原氏)の当主。小笠原貞朝の次男。

概要

林城を本拠とする府中小笠原氏出身。智勇に優れた人物で、天文3年(1534年)、対立する伊奈小笠原氏の当主長基を打倒し、分裂していた小笠原氏を統一した。さらに敵対していた諏訪氏と和睦するなど、小笠原氏の戦国大名としての基礎と最盛期を築き上げた。 しかし後継の子に恵まれず、弟の長利を養子とした。その後に長時が誕生し、やがて長利と不和となったため長利は小笠原の家を離れ安曇郡に移る。そして小笠原家とは対立関係にあった村上氏配下の香坂氏に身を寄せて大日方氏を称したと伝えられる。

天文10年(1541年)に長棟は出家し、嫡男長時に家督を譲った。長棟の死後、8年で信濃小笠原家は滅亡に至った。

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