マックスバリュ東海
マックスバリュ東海株式会社(マックスバリュとうかい)は、静岡県を拠点に神奈川県、愛知県、山梨県に店舗を持つイオングループのスーパーマーケット。本社は静岡県駿東郡長泉町。東証2部上場。
概説
1997年に経営破綻したヤオハン・ジャパンを前身とする。当初はイオンによる100%子会社化・社名変更前からの既設店舗である「ヤオハン」が中心だったが、「ヤオハン」の改装後の店舗並びに新たに開店した店舗は「マックスバリュ」で展開しており、それと並行する形で「ヤオハン」も営業が続けられていた。しかし、2011年1月に当社が既存の「ヤオハン」全店舗を2月末までに「マックスバリュ」に統一することを発表[1]。その後、同年1月29日に稲取店と湯河原店を「マックスバリュ」に屋号変更したのを皮切りに、他の「ヤオハン」も順次「マックスバリュ(一部店舗は「マックスバリュエクスプレス)」に屋号変更され、同年2月19日のエクスプレス長泉店、二宮店の屋号変更をもって既存の「ヤオハン」全店舗が「マックスバリュ」に統一され、ヤオハン・ジャパン時代から長きにわたって展開された「ヤオハン」の屋号は姿を消した。
また、2006年に譲り受けた「ジョイフル東海」や2008年にエコスから譲受、子会社化したシーズンセレクト(旧・松菱商事)が展開していた「マツビシマート」、「シーズンセレクト」についても、店舗ブランドを「マックスバリュ」に転換されており、これにより、当社は既存店舗ブランドから「マックスバリュ」への統一を全て完了したこととなる。なお、「マツビシマート」を「マックスバリュ」に展開する際に誕生した独自の店舗ブランドである「マックスバリュEX」についても、順次、マックスバリュ関東などが展開している「マックスバリュエクスプレス」への屋号変更が進められ、2011年7月22日に「ザ・ビッグ浜松葵町店」への業態転換をもって「マックスバリュEX」の屋号も姿を消した。
さらに、2009年7月にイオンリテールが運営する「マックスバリュ」の内、静岡県の5店舗と愛知県豊橋市にある豊橋橋良店を譲り受ける契約を締結[2]。同年9月17日に先行で蒲原店・浜岡店・大須賀店の3店舗を、同年9月25日に磐田西貝塚店(旧・磐田店)・湖西店・豊橋橋良店の3店舗を譲り受け、当社運営の店舗としてオープンした。これにより、これまで運営会社が分かれていた静岡県と愛知県豊橋市の店舗はMV東海運営に統一した。
2013年3月に当社と同じ静岡県・神奈川県にスーパーマーケット事業を展開するグループ会社のイオンキミサワ株式会社(株式会社CFSコーポレーションのスーパーマーケット事業を分社化し、イオン株式会社の完全子会社に移行)を吸収合併し、「キミサワ」・「ザ・コンボ」・「キミサワグラッテ」の3ブランドを当社が継承した。併せて、「おいしさ」にこだわった上質で廉価な品ぞろえをコンセプトとする新業態として「マックスバリュプライム」を立ち上げることを発表し、同年4月に開業した「マークイズ静岡店」から事業展開を開始した。
さらに、同年6月には同年1月からイオングループの一員となったイオンエブリ株式会社から閉店した店舗の一部を譲り受けたことにより、当社でも「つるかめ」の事業展開も行っていたが、順次「マックスバリュエクスプレス」に屋号変更したことで店舗ブランドを「マックスバリュエクスプレス」に統合した。
2014年1月にはイオングループの一員となった株式会社グルメシティ関東株式会社からヤオハン時代に売却した熱海店・修善寺店および静岡城北店の3店舗と、閉鎖した店舗の関連不動産を同年3月に譲り受ける契約を締結[3]。
マックスバリュ東海では旧ヤオハンの流れで火曜だけでなく水曜も対象となる「火・水曜市」を実施している。
寿司製造販売部門のブランドは、旧ヤオハンの「大吉」をそのまま使っている。なお、旧ヤオハンがニューヨーク・マンハッタンで展開した寿司店「大吉」は現在も存在するが、マックスバリュ東海との関係は無くなっている。また、かつてヤオハンが販売したヤオハン商品券は、屋号が「ヤオハン」である店舗でのみ利用可能であったが、2011年2月19日ですべて「マックスバリュ」に統一されたため、清算は不可能となった。
WAON・Suica・iD・QUICPay・イオンギフトカードについては、イオンエブリから譲渡された一部店舗を除いて利用可能である。なお、Suicaとの電子マネー相互利用により、Kitaca・PASMO・manaca・TOICA・ICOCA・はやかけん・nimoca・SUGOCAも利用可能。
沿革
- 1997年(平成9年)
- 9月18日 - 株式会社ヤオハン・ジャパンが会社更生法申請(倒産)。ジャスコ株式会社(現:イオン株式会社)が支援開始。
- 12月19日 - 上場廃止(名古屋証券取引所第1部、東京証券取引所第1部)。
- 2000年(平成12年)
- 2002年(平成14年)
- 2004年(平成16年)7月30日 - 東京証券取引所第二部に再上場(旧ヤオハン・ジャパン時代に上場廃止して以来7年ぶり)。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 8月1日 - エコスから静岡県西部を地盤とする株式会社シーズンセレクトの株式を譲受、同社を100%子会社化。
- 8月28日 - 「マックスバリュEX」の事業展開を開始し、「マツビシマート」から転換したEX浜松富塚店、EX浜松上島店、EX浜松住吉店の3店舗をリニューアルオープン[4]。
- 9月11日 - EX浜松天竜川店、EX浜松飯田店、EX浜松宮竹店のリニューアルオープンをもって、「マツビシマート」・「シーズンセレクト」から「マックスバリュ」・「マックスバリュEX」への転換を完了[5]。
- 10月1日 - 既存の「ジョイフル東海」3店舗(川原店、唐瀬店、新川店)と「マックスバリュ」3店舗(下田銀座店、大仁店、韮山店)を「マックスバリュEX」に転換[6]。
- 11月1日 - 子会社のシーズンセレクト全事業を譲受。同社は2009年2月に解散し、同年4月に清算結了。
- 2009年(平成21年)
- 3月21日 - 藤枝田沼店のリニューアルオープンを持って、「ジョイフル東海」から「マックスバリュ」・「マックスバリュEX」への転換完了[7]。
- 6月1日 - マックスバリュ三島本町店を「マックスバリュEX」に転換[8]。
- 7月30日 - 「マックスバリュEX」初の新規店舗「静岡川原店」をオープン(なお、「マックスバリュEX」としての新規店舗は静岡川原店のみであった)[9]。
- 9月5日 - マックスバリュ沼津南店が、同所にて12年ぶりに当社店舗として再オープンした。旧「ヤオハン」時代にダイエーグループに売却した店舗で、唯一買い戻して営業再開した店舗[10]。
- 9月17日 - イオンリテールから蒲原店・浜岡店・大須賀店の3店舗を譲受[11]。システムや売場変更を行い、同月19日に改装オープン。磐田西貝塚店・湖西店・豊橋橋良店の3店舗も9月25日に譲り受け、9月27日に改装オープンした。
- 12月2日 - EX浜松富塚店への導入をもって、全店舗(閉店を検討していた2店舗を除く)へのWAON導入を完了。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2月1日 - ヤオハン原町西店から屋号変更した「マックスバリュエクスプレス沼津原町西店」が当社が運営する「マックスバリュエクスプレス」1号店となる。
- 2月19日 - 二宮店、エクスプレス長泉店の屋号変更をもって、既存の「ヤオハン」全店舗が「マックスバリュ」に統一。
- 2月22日 - 富士水戸島店、富士川成新町店を「マックスバリュエクスプレス」に屋号変更。
- 2月26日 - 三島谷田店を「マックスバリュエクスプレス」に屋号変更。
- 5月27日 - マックスバリュ山梨中央店を「ザ・ビッグ」に業態転換。なお、山梨県への出店は初で、マックスバリュ東海運営店舗1号店となる。
- 6月23日 - 当社運営の「マックスバリュエクスプレス」としては初の新規店舗となる「マックスバリュエクスプレス大仁店」をオープン。
- 7月22日 - 最後まで「マックスバリュEX」として営業していた浜松葵町店が「ザ・ビッグ」に業態転換されたため、「マックスバリュEX」から「マックスバリュエクスプレス」・「ザ・ビッグ」への屋号変更・統一を完了。なお、この業態転換により、「ザ・ビッグ」が静岡県内に初進出した。
- 2012年(平成24年)9月7日 - ザ・ビッグ浜松萩丘店をオープン。これまでの店舗とは異なり、居抜き出店による新規店舗である[13]。
- 2013年(平成25年)
- 1月8日 - イオングループ中国本社の中枢企業である永旺(中国)投資有限公司(イオンチャイナ)との合弁により、広東省広州市に永旺美思佰楽(広州)商業有限公司(イオンマックスバリュ広州)を設立[14]。
- 1月19日 - 子会社のイオンマックスバリュ広州が中国における「マックスバリュ」1号店となる「マックスバリュ太陽新天地店」をオープン[15]。
- 3月1日 - イオンキミサワ株式会社を吸収合併。「キミサワ」・「ザ・コンボ」・「キミサワグラッテ」の運営を引き継ぐ。
- 3月6日 - 以前から当社独自の企画として毎月6日・16日・26日に実施していた「しあわせカメさんの日」を「すこやかカメさんの日」に改訂。
- 4月12日 - 商業施設「MARK IS 静岡」内に当社の新業態である「マックスバリュプライム」1号店となる「マックスバリュプライム マークイズ静岡店」をオープン[16]
- 4月19日 - イオンエブリ株式会社から同年4月14日で閉店した「つるかめ下荻野店」を譲り受け、「マックスバリュエクスプレス厚木下荻野店」として新規オープン。なお、厚木下荻野店が当社が運営する「マックスバリュエクスプレス」の神奈川県1号店となる(グループ全体における同業態の神奈川県1号店は木月住吉店だが、マックスバリュ関東の運営である)。
- 4月26日 - イオンエブリ株式会社から同年4月21日で閉店した「つるかめランド西鶴間店」を譲り受け、「マックスバリュエクスプレス大和西鶴間店」として新規オープン。
- 6月5日 - イオンエブリ株式会社から同年6月2日で閉店した「TESCO吉野町店」を譲り受け、「つるかめ横浜吉野町店」として新規オープン。これにより「つるかめ」の運営も手掛けるようになる[17]。
- 2014年(平成26年)
- 3月1日 - 2013年8月にイオン株式会社の連結子会社となった株式会社ダイエーの子会社である株式会社グルメシティ関東から、同社が運営していた「グルメシティ」3店舗(熱海店・修善寺店・静岡城北店)を譲り受ける[18][19]。その後、グルメシティ熱海店を除く2店舗は店内改装が行われ、グルメシティ静岡城北店は同年3月5日に「マックスバリュエクスプレス静岡城北店」として、グルメシティ修善寺店は翌3月6日に「マックスバリュ修善寺駅前店(「キミサワ修善寺店」との店舗名重複を防ぐため、店舗名も改称)」としてそれぞれリニューアルオープン[20]。
- 3月3日 - イオンエブリ株式会社から「つるかめ」2店舗(相模大野店・和田町店)を同年3月1日に継承し、屋号を「マックスバリュエクスプレス」に変更(和田町店は継承・屋号変更時に横浜和田町店に改称)[21][22]。
- 3月7日 - イオンエブリ株式会社から同年2月28日で閉店した「つるかめ六会店」を譲り受け、「マックスバリュエクスプレス藤沢六会店」として新規オープン。
- 4月24日 - キミサワ裾野店が入居するショッピングセンターの改装に伴って2階にも売場を拡張し、「マックスバリュベルシティ裾野店」に店舗名称を変更して改装オープン[23]。
- 6月13日 - マックスバリュ相模原西橋本店を「ザ・ビッグ」に業態転換。神奈川県内における「ザ・ビッグ」1号店となる[24]。
店舗ブランド
- マックスバリュ
- イオングループが国内及び海外で展開する、食品中心のスーパーマーケット。当社が運営する「マックスバリュ」は静岡県・神奈川県・山梨県・愛知県の4県に出店している。
- なお、神奈川県は津田山店のみマックスバリュ関東が運営する。また、愛知県は西尾市、豊橋市、額田郡幸田町に展開する4店舗を除く全ての店舗をマックスバリュ中部が運営する。
- 当社では以前から豊橋市でイオンリテール(当時)と混在する状況となり、サービス内容の違いで混乱になっていたが、WAON等の電子マネーはサービス内容統一直前になり、豊橋南店でも利用可能となっていた。その後、イオンリテールから豊橋橋良店を譲り受けたことで、豊橋南店と豊橋橋良店は当社が提供するサービス内容に統一された。あわせて、静岡県内においても、一部の店舗がイオンリテールの運営になっていたが、こちらも譲受によりサービス内容が統一された。
- また、当社が運営する店舗は新規に開業した店舗、イオンリテールから譲り受けた店舗だけでなく、当社の前身であるヤオハン・ジャパン時代から営業していた「ヤオハン」からの転換店舗(2010年までは改装等のタイミングで転換、2011年1月~2月は屋号変更)、子会社化した店舗ブランド(ジョイフル東海・マツビシマート・シーズンセレクト)からの転換店舗に大別される。修善寺駅前店は同じグループ会社のグルメシティ関東株式会社から譲り受けた店舗。ベルシティ裾野店は改装に伴って「キミサワ」から屋号変更した店舗である。
- なお、石和店は総合スーパーのイオン石和店(旧:石和サティ)1階の食品売り場として出店している、特殊な出店形態である。
- マックスバリュエクスプレス
- 「マックスバリュエクスプレス」は"シンプル&フレッシュ よいものを、手軽に"をコンセプトに展開する都市型小規模店舗業態。
- この店舗ブランドはもともと2009年3月にイオンリテール(現・マックスバリュ関東)が立ち上げたもので、当社は「ヤオハン」から「マックスバリュ」への屋号変更に際し、旧「ヤオハン沼津店」から屋号変更したエクスプレス沼津原町西店の開業により事業を開始し、「ヤオハン」として営業していた3店舗を順次追加。さらに、既存の「マックスバリュ」3店舗も追加された。
- また、これまで当社が独自業態として展開していた「マックスバリュEX」15店舗のうち、12店舗が「マックスバリュエクスプレス」に屋号変更され、さらに、2011年6月に店舗建替により新規開業した大仁店も「マックスバリュエクスプレス」となった為、最終的に当社が運営する店舗は20店舗に拡大し、マックスバリュ運営会社の中でも最多の店舗数となった。
- その後、1店舗の新規開業と1店舗の業態転換を経て、2013年4月からはイオンエブリ株式会社(旧・テスコジャパン株式会社)から、神奈川県内の9店舗を順次継承し、屋号変更[25]したことで神奈川県での店舗網を拡大。2014年7月には同年4月1日に「つるかめ大和店」を譲り受けて開業した大和駅前店「マックスバリュエクスプレス」の屋号が与えられた。同時期に静岡県内の店舗統合と業態転換が行われたため、2014年7月現在、静岡県に19店舗、神奈川県に10店舗の計29店舗を展開する。
- イオンエブリから譲受した店舗にはWAONの利用ができない店舗もある。
- なお、神奈川県には木月住吉店もあるが、津田山店同様、マックスバリュ関東による運営である。
- マックスバリュプライム
- 利便性と楽しさを兼ね備え、味・品質・産地・素材・製法にこだわった商品を提供することで上質を提案し、より豊かな食生活を目指す新業態店舗。2013年4月にオープンしたマークイズ静岡店から事業展開を開始した。
- キミサワグラッテ
- イオンキミサワに分社化後に事業展開を開始した食品スーパーで、こだわりのある品ぞろえを特徴としている。静岡県内に2店舗を展開する(譲受後に1店舗を閉鎖)。
- キミサワ
- CFSコーポレーションの前身企業の一つである株式会社キミサワ時代から展開しているスーパーマーケット。静岡県と神奈川県に12店舗を展開する(譲受後に3店舗を閉鎖し、裾野店は改装に伴って「マックスバリュ」に屋号変更)。
- ザ・コンボ
- 1993年に株式会社キミサワと株式会社ハックイシダが合併し、合併の最大の目的として開発を進めてきた新業態で、こちらは食品スーパーとドラッグストアのコンビネーション業態でOTC医薬品や日用消耗品の品ぞろえを充実している。静岡県と神奈川県に4店舗を展開する。
- ザ・ビッグ
- 「買えば買うほど安さがわかる店」を目指して展開するディスカウントストア業態。
- 元々はマックスバリュ西日本が展開する独自業態だったが、2009年からイオンリテール(現・イオンビッグ)やほかのマックスバリュ運営会社が順次展開を開始し、全国展開になりつつある。当社では2011年5月にマックスバリュから業態転換した山梨中央店をオープンし、同業態に参入。同年7月には「マックスバリュEX」業態で唯一残っていた浜松葵町店が業態転換され、静岡県に進出。その後、同年9月以降、既存の「マックスバリュ」・「マックスバリュエクスプレス」からの業態転換により14店舗が順次開業。その過程で2014年6月に相模原西橋本店の開業で神奈川県に進出した(関東地区では東京都と埼玉県にイオンリテールが運営する店舗、栃木県にはイオンビッグが運営する店舗がそれぞれある)。2012年9月には当社が運営する店舗では初の新規店となる浜松萩丘店が開業した。
- 静岡城北店は元々グルメシティ関東の店舗で、2014年3月に同社から店舗を譲受、「マックスバリュエクスプレス」として開業したが、以前から営業していたマックスバリュエクスプレス静岡唐瀬店(旧・ジョイフル東海の店舗、同年7月8日閉店)との統合も兼ね、同年7月に業態転換された[26]。4ヶ月の間に2度も変更が行われるは極めて稀なケースである。
- 2014年7月現在、神奈川県・静岡県・山梨県に17店舗を展開する。
すこやかカメさんの日
当社はイオングループ全体で開催している「G.G.感謝デー」とは別に、以前から高齢者を対象としたセールを実施しており、全国老人福祉助成会が実施している「亀さん運動」に当社も参加し、毎月6日・16日・26日に「しあわせカメさんの日」として、60歳以上の方で会員手帳にある割引券を提示することで、500円毎の購入で最大1割引となっていた。しかしながら、よりスムーズな精算を行うようにするため、2013年(平成25年)1月6日に「カメさんの日」の制度変更を発表[27]。同年2月26日をもって手帳の利用を終了し、同年3月6日に「すこやかカメさんの日」に改め、カードでの運用が開始された。
具体的にはこれまでの割引券がつづられていた手帳タイプから当社が独自に発行するカードタイプとなり、カードを提示することで一部(酒・たばこ・書籍・金券類・テナント・マイバスケット)を除くほとんどの商品が購入金額に関係なく一律1割引となった。また、手帳タイプでは有効期限内でも割引券がなくなった時点で更新する必要があったが、カードタイプでは購入金額に関係なく発行日から1年間有効となった。
前述のとおり、同年2月26日をもって手帳での利用が終了となったため、同年3月1日より有効期限が同年3月以降まで残っている手帳を持っている方を対象にカードへの交換を開始した。交換となるので、通常はカード発行時に支払う500円が無料になる(ただし、次回更新時には500円が発生する)。また、制度変更により入会できる年齢を65歳以上に引き上げたが、65歳未満の方でも、有効期限が残っている手帳を持っていればカードへの交換が可能で、以降も1年毎にカードを更新することができる。
合併に伴って利用できる店舗も拡大され、一部店舗を除く当社運営の「マックスバリュ」に加え、「すこやかカメさんの日」スタート日から「キミサワ」、「ザ・コンボ」、「キミサワグラッテ」の一部店舗でも運用を開始。その後も利用可能店舗を拡大し、2013年4月6日からは旧イオンキミサワの店舗全店でも利用可能となる。
関連会社
- 永旺美思佰楽(広州)商業有限公司(イオンマックスバリュ広州)
関連項目
注釈
外部リンク
テンプレート:イオングループ- ↑ 「ヤオハン」名実ともに消滅 「マックスバリュ」に店名統一 静岡 - msn産経ニュース 2011年1月15日
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2009年7月15日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 適時開示書類 2014年1月15日(2014年1月19日閲覧)
- ↑ EX浜松上島店は2009年8月31日付で、EX浜松富塚店は2011年2月20日付でそれぞれ閉店、EX浜松住吉店は2011年5月28日付でエクスプレス浜松住吉店に屋号変更
- ↑ EX浜松宮竹店は2009年12月31日付で閉店、EX浜松飯田店は2011年3月26日付でエクスプレス浜松飯田店に、EX浜松天竜川店は同年4月28日付でエクスプレス浜松天竜川店にそれぞれ屋号変更
- ↑ EX川原店は2009年2月28日付で、EX大仁店は2011年2月24日付でそれぞれ一旦閉店(店舗建替による)。EX韮山店は2011年2月26日付でエクスプレス韮山店に、EX下田銀座店は2011年3月15日付でエクスプレス下田銀座店に、EX新川店は2011年3月26日付でエクスプレス静岡新川店に、EX唐瀬店は2011年3月29日付でエクスプレス静岡唐瀬店にそれぞれ屋号変更。エクスプレス静岡唐瀬店は近隣のエクスプレス静岡城北店と統合のため、2014年7月8日をもって閉店
- ↑ 2012年3月16日にザ・ビッグ藤枝田沼店に業態転換
- ↑ 2011年2月26日付でエクスプレス三島本町店に屋号変更
- ↑ 2011年3月29日付でエクスプレス静岡川原店に屋号変更
- ↑ マックスバリュ沼津南店開店のご案内 マックスバリュ東海 2009年8月31日プレスリリース
- ↑ 蒲原店は2011年10月20日にザ・ビッグ蒲原店に業態転換
- ↑ 2011年5月28日付でエクスプレス富士荒田島店に屋号変更し、2012年4月27日にザ・ビッグ富士荒田島店に業態転換
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2012年9月7日(2012年9月26日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2013年1月8日(2013年5月26日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2013年1月8日(2013年5月26日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2013年4月5日(2013年4月14日閲覧)
- ↑ 屋号変更に伴い、現在は「マックスバリュエクスプレス横浜吉野町店」
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 「グルメシティ」3店舗は当社への譲受に先立ち、2014年2月23日をもって一斉に閉店
- ↑ マックスバリュエクスプレス静岡城北店は2014年7月12日に近隣のマックスバリュエクスプレス静岡唐瀬店(旧・ジョイフル東海唐瀬店、2014年7月8日閉店)を統合し、「ザ・ビッグ静岡城北店」に業態転換
- ↑ お客さまへご案内|マックスバリュエクスプレス 相模大野店 - マックスバリュ東海株式会社 店舗情報 2014年3月1日(2014年3月4日閲覧)
- ↑ お客さまへご案内|マックスバリュエクスプレス 横浜和田町店 - マックスバリュ東海株式会社 店舗情報 2014年3月1日(2014年3月4日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2014年4月23日(2014年4月25日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2014年6月9日(2014年7月11日閲覧)
- ↑ うち5店舗は継承後すぐに屋号へ変更、残りの4店舗は一旦「つるかめ」として営業後屋号変更
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 ニュースリリース 2014年7月7日(2014年7月12日閲覧)
- ↑ テンプレート:PDFlink - マックスバリュ東海株式会社 2013年1月6日(2013年3月17日閲覧)
- ↑ テンプレート:Cite web