国道351号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road
国道351号(こくどう351ごう)は、新潟県長岡市から同県小千谷市に至る一般国道である。
目次
概要
長岡市栃尾地区を起点に、長岡市街地・越路地区を経由し、小千谷市に至る路線。長岡市の栃尾地区から長岡市中心部までは、本路線のほかに、森立峠を通る新潟県道9号長岡栃尾巻線や榎峠を通る長岡市道などがあるが、いづれもカーブや昇降が多くそのうえ冬期間閉鎖になるため、当路線の1988年(昭和63年)に開通した、新榎トンネルを通るルートがメインルートとなっている。
旧長岡市内では、旧国道8号・国道17号を通る長岡市街地の中心部を経由する。長岡市から小千谷市までは、信濃川東側を通る国道17号に対し、国道351号は越路地区を経由する西側寄りを通る。ただし、国道17号と比較して狭隘な部分や右左折の多いルートとなっている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 栃尾市[注釈 2](長岡市栃尾宮沢 : 宮沢橋西詰交差点=国道290号交点)
- 終点 : 小千谷市(新潟県長岡市栃尾宮沢 : 木津交差点=国道17号交点)
- 重要な経過地:長岡市、新潟県三島郡越路町[注釈 3]
- 路線延長 : 47.7 km(実延長36.8 km、現道33.8 km)[2][注釈 4]
- 指定区間[3] : なし(重複区間を除く)
歴史
路線状況
バイパス
ここでは、旧道が国道指定を外れ、現在本線となっている路線は「細字」、旧道が本線であり、本来のバイパス機能を持つ路線は「太字」で記述する。
- (長岡市栃尾宮沢 - 同市天下島):ルート変更区間末端部における新設区間。
- ルート変更区間(長岡市天下島 - 同市栃尾大野町四丁目):国道290号栃尾東バイパス開通に伴うルート変更。新潟県道24号栃尾山古志線を昇格する形で指定。
- (長岡市栃尾大野町二丁目 - 同市北荷頃)
- 新榎トンネル(長岡市北荷頃 - 同市川崎町)
- 長岡バイパス(長岡市川崎町 - 同市新町一丁目)
- 大手大橋(長岡市表町二丁目 - 同市古正寺町):終点古正寺町側では現道と接続していないため、長生橋経由が本線となっている。
- 小千谷バイパス(小千谷市高梨町 - 同市千谷)
- 千谷バイパス(未開通)(小千谷市大字千谷 - 同市千谷川四丁目)
- 西小千谷バイパス(小千谷市千谷川四丁目 - 同市大字山本)
- ルート変更区間(小千谷市元町 - 同市山本):旭町バイパス開通に伴うルート変更。
- 旭町バイパス(小千谷市山本 - 同市旭町)
通称
- 三国街道
- 大手通り
- 大手大橋通り
- 長生橋通り
重複区間
- 国道8号(長岡市・川崎IC - 新町一丁目交差点)
- 国道352号(長岡市・新町一丁目交差点 - 大手通交差点)
- 国道403号(長岡市・新町一丁目交差点 - 小千谷市・桜町上交差点)
- 国道404号(長岡市・大手通交差点 - 下山交差点)
- 国道17号(小千谷市・高梨交差点 - 三仏生交差点)
- 国道117号(小千谷市・三仏生交差点 - 元町交差点)
- 国道291号(小千谷市・元町交差点 - 小千谷駅前交差点)
道路施設
主なトンネルと橋
地理
通過する自治体
主な峠
- 榎峠(新潟県長岡市) - 新榎トンネルで通過
- 現在でも榎峠はトンネルとして残っており、車両での通行が出来る(冬季間は積雪により通行不能)。ただし、車1台分の幅しかなく急勾配のヘアピンカーブが存在するなど全体的に勾配・カーブが多く危険である。なお、新榎トンネル開通前は榎峠を越えるこの道路(旧道)が長岡と栃尾を結ぶ新潟県道9号長岡栃尾巻線の森立峠越えや新潟県道138号栃尾田井線の桑探峠越えなどと並ぶ主要なルートの一つでもあり、国道指定もされていたが、現在は長岡市道となっている。
交差する道路
- 国道290号(起点・長岡市・宮沢交差点)
- 国道8号・国道17号(川崎IC
- 国道8号(新町一丁目交差点)
- 国道352号(新町一丁目交差点 - (重複) - 大手通り交差点)
- 新潟県道36号長岡停車場線(大手通り交差点)
- 新潟県道23号柏崎高浜堀之内線(浦交差点)
- 国道17号(小千谷市・高梨交差点)
- 国道17号(三仏生交差点)
- 国道117号(三仏生交差点)
- 国道117号(山本山大橋西詰交差点)
- 国道17号(終点・小千谷市・木津交差点)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
引用エラー: 「注釈」という名前のグループの <ref>
タグがありますが、対応する <references group="注釈"/>
タグが見つからない、または閉じる </ref>
タグがありません