アサヒフードアンドヘルスケア
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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox アサヒフードアンドヘルスケア株式会社(英語:ASAHI FOOD & HEALTHCARE, LTD)は、東京都墨田区に本社をおくアサヒグループホールディングス傘下の健康食品・医薬品等を製造する企業である。主に、大衆薬、サプリメント等の製造・販売を手がけているが、酵母エキス等の業務用商品の製造も行っている。
概要
- 1992年3月、アサヒビール株式会社(旧法人)の食品事業部を分社化、「アサヒビール食品株式会社」設立。
- 1994年3月14日、アサヒビールの医薬品事業部を分社化、「アサヒビール薬品株式会社」設立。
- 1995年1月、アサヒビール薬品がアサヒビール漢方製薬株式会社(株式会社千葉実母散の営業権を継承し設立された株式会社千葉漢方医薬研究所が起源)と順興薬品工業株式会社(アサヒビールの子会社)を吸収合併。
- 2002年3月、アサヒビール薬品が、株式会社ポーラ化粧品本舗(現ポーラ)の食品部門子会社「ポーラフーズ株式会社」の全株式を取得し完全子会社化。「ミンティア」などポーラフーズが発売していた全商品の権利を獲得。
- 2002年7月1日、アサヒビール薬品を存続会社としてアサヒビール食品と合併、現在の商号に変更。
- 2003年1月1日、ポーラフーズを吸収合併し、ポーラフーズ全商品の権利を直接保有。
- 2008年9月、株式会社サンウェルを吸収合併。
- 2010年1月、アサヒビールグループの統一コーポレートスローガン「その感動を、わかちあう。」を制定。アサヒビール・アサヒ飲料・アサヒフードアンドヘルスケアの3社でこのスローガンを使用する。
- 2011年7月、親会社のアサヒビール株式会社(旧法人)が持株会社移行により「アサヒグループホールディングス株式会社」に商号を変更し、アサヒフードアンドヘルスケアは同社の事業子会社となる。
なお、一時期アサヒビールの出資子会社だった鳥居薬品とは、製品や販売・流通上の関係は一切無かった。
各部門について
薬品(大衆薬)部門
食品部門
- サプリメント(栄養補助食品)として「ディア・ナチュラ」「アクティオ」や「スーパービール酵母」の各シリーズ
- 「シーズケース」「バランスアップ(「クリーム玄米ブラン」など)」「ミンティア」「1本満足バー」などの食品(菓子類)
- 「三ツ矢サイダー」「バヤリースオレンジ」「WONDA」などアサヒ飲料が発売するソフトドリンクフレーバーのキャンディ
- カルピスキャンディ - カルピス社がアサヒグループ入りしたのに伴い、製造・販売権をカンロから移管。
- 「スープごはん」「おどろき野菜」「スープカフェ」などのスープ類
などの製造・販売を行っている。
園芸資材
ダイレクトマーケティング部門
- 通販専用のサプリメント
- 特定保健用食品
- 食品
などを通信販売している。
エビオス
- 1928年12月、大日本麦酒目黒工場(後のサッポロビール恵比寿工場。現在は恵比寿ガーデンプレイス)内に「ヱビオス製造工場」を設置しビール酵母製剤「ヱビオス」の製造を開始。商品名は地名の「恵比寿」に因む[1]。1949年、大日本麦酒の会社分割で、当時の朝日麦酒(後のアサヒビール、法人としては現在のアサヒグループホールディングス)が「ヱビオス」の製造を引き継ぐことになる。1964年1月「ヱビオス」から「エビオス」に名称変更。
- 発売当時は、田辺五兵衛商店(後の田辺製薬、現・田辺三菱製薬)から販売されており、2002年7月1日以降は一般用のみアサヒフードアンドヘルスケアに販売継承されたものの、医家用(医療用乾燥酵母エビオス)に関しては田辺三菱製薬が現在も販売を行っている。
- ビール酵母を主原料としているので、ビタミンD葉酸・亜鉛の他プリン体等の成分が多く含まれている。胃弱・胃もたれ・二日酔いに伴う諸症状・栄養補給・効果がある(説明書から引用)
脚注
- ↑ 何故「エビオス錠」っていう名前なのですか? エビオス錠の名前の由来は、発売当初大日本麦酒の工場が「恵比寿」にあり、「恵比寿」から生まれた命の素「BIOS」(ラテン語)を合体させ、「EBIOS」という名前になりました。
関連項目
- 西城秀樹 - シーズケースのCMに出演していたことがあった。
- ビビる大木 - ミンティアのCMに女装して出演していた。
- 本田圭佑 - ミンティアのCMに出演。
- 草彅剛 - 1本満足バーのCMに出演。
- 島崎和歌子 - パーフェクトアスタコラーゲンのCMに出演。
- 能年玲奈 - ナチュレーブのCMに出演。