福田雅章

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福田 雅章(ふくだ まさあき、1938年7月22日 - )は、東京都世田谷区出身の日本法学者弁護士。専門は犯罪学刑事政策一橋大学名誉教授

人物

安楽死、受刑者問題、死刑、少年法、治安政策、子供の権利などについて独創的な研究を多くした。実践的行動も多く、一連のオウム真理教事件に関連して、当事者に会いに行き、テレビでも多く発言、一橋大学の刑法講座に信者を招くなどの活動をした。また子どもの権利条約に関する活動も多く、国連特別総会日本政府代表団顧問なども務めた。子どもの権利の自己決定論的解釈を批判し、関係論的解釈を主張する。

植松正に研究者になることを勧められ大学院に進学した。

学歴

  • 1951年 町立町沢小学校卒業(長野県佐久市
  • 1954年 世田谷区立梅ヶ丘中学校卒業
  • 1957年 東京都立戸山高等学校卒業
  • 1962年 一橋大学法学部卒業(植松正ゼミナール)
  • 1966年 一橋大学大学院法学研究科修士課程修了
  • 1971年 フルブライト奨学生としてハーバード大学に留学
  • 1972年 ハーバード大学法科大学院修了 修士号(LLM)取得
  • 1974年 一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学

職歴

社会的活動

  • 1996年 第1回子どもの権利条約 市民・NGO報告書を作る会代表(~1998年)
  • 2000年 第2回子どもの権利条約 市民・NGO報告書を作る会代表
  • 2000年 子どもの権利に関する国連特別総会日本政府代表団顧問
  • 2002年 Defence for Children International(DCI)ジュネーブ本部理事

著作

  • 『刑事法学の総合的検討』有斐閣、1993(編著)
  • 『子どもの人権を考える』第三文明社、1997(編著)
  • 『日本の社会文化構造と人権』明石書店、2002
  • 『「こどもの権利条約」絵事典』PHP研究所、2005(共著)

関連項目

外部リンク