ホンダ・パートナー
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パートナー(Partner)は、本田技研工業がかつて生産、販売していたライトバン型の商用車である。
なお、プジョーが欧州で販売している商用車のプジョー・パートナー(パルトネール)とは無関係である。
初代 EY6/7/8/9型(1996-2006年)
- 1996年3月15日 - 4代目シビックを母体としていたシビックシャトルのライトバン仕様のシビックプロの後継車として、ステーションワゴンであるオルティアの内外装装備を簡略化し、貨物自動車登録としたモデルとして発売した。商用車に珍しく、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用していた。
- 1997年2月17日 - 1.6LEVを追加した。これは後に他車種にも展開される「ホンダクリーンエアビークル」の第1弾であった。(シビックフェリオLEVも同時発売)
- 1998年1月23日 - マイナーチェンジをおこなった。ABSが設定される。
- 1999年6月25日 - マイナーチェンジをおこなった。平成12年排出ガス規制に適合し、運転席エアバッグを標準装備した。
- 2000年 - 優-低排出ガス認定を受ける。
- 2004年 - 平成17年排出ガス規制に適合した。
- Honda Partner rear.jpg
リア
2代目 GJ3/4型(2006-2010年)
- 2006年3月10日 - エアウェイブをベースに、10年ぶりにフルモデルチェンジをおこなった(同年3月17日発売)。ライトバンタイプで初めて5速ATを搭載した他、乗用車をベースにしたことで、全席パワーウィンドウなどの快適装備やタコメーター、サイドエアバッグ等も標準装備され、このクラスの車種としては異例とも言えるほど装備が充実した(国産ライトバンでは唯一のタコメーター搭載車である)。エアウェイブではトランクを開けるレバーが低く不評であったが、これはナンバープレートと共に上に位置変更されている。搭載するエンジンは、L15A型 1.5L 直4(90PS)を採用。FFは「平成22年度燃費基準+15%」を達成しており、2009年4月から開始している「環境対応車 普及促進税制」にも適合している。
- 2006年7月20日 - 4WDが追加設定された。
- 2010年8月末に生産終了し、ホンダのライトバンはL700/800から45年、パートナーは14年の歴史に幕を下ろすことになる。これにより、ホンダのラインナップからライトバンが消滅した。
- 2006 Honda Partner rear.jpg
リア
- HondaPartnerinterior.jpg
車内
関連項目
- 本田技研工業
- ホンダ・シビックプロ - 先代車
- ホンダ・オルティア - 初代の姉妹車
- ホンダ・エアウェイブ - 2代目の姉妹車