城崎町
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テンプレート:Infobox 城崎町(きのさきちょう)は、かつて兵庫県北東部に存在した町。旧城崎郡。
2005年4月1日、豊岡市、城崎郡竹野町・日高町、出石郡出石町・但東町と対等合併して新「豊岡市」となったため消滅した。
地理
円山川の西岸に沿って市街地があり、その中に城崎温泉も位置する。なお、日本海にごく近い印象があるものの、町域は豊岡市と竹野町に抱かれたような立地となっており、海には直接面していない。
城崎温泉は関西の奥座敷として知られ、京阪神方面から城崎温泉駅まで多数の特急列車が直通している(大阪・尼崎方面からは「こうのとり」、京都方面からは「きのさき」、大阪・姫路方面からは「はまかぜ」)。
- 山: 来日岳(567m)
隣接していた自治体
歴史
城崎温泉は、温泉寺の開祖である道智上人という僧が衆生済度の大願を発し、一千日の祈願をしたことにより開かれた温泉と伝える。のちに聖武天皇の勅を得て、道智上人が温泉寺を開創した。以後多くの人に親しまれ、桂小五郎も一時ここに潜んだという。志賀直哉の『城の崎にて』は、彼が1913年事故に遭い、当地で療養した折の経験を元にしている。
- 1895年(明治28年) 町制施行。
- 1955年(昭和30年)2月1日 内川村と合併。
- 2005年(平成17年)4月1日 豊岡市、出石町、但東町、城崎町、日高町、竹野町と合併して(新)豊岡市が発足し、消滅。