宋胡禄
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宋胡禄/宋胡録/寸古録(すんころく)とはタイのスコータイ県、サワンカローク周辺で作られる陶器に対して言われる。「宋胡禄」の語自体は産地である「サワンカローク」の音訳である。
概要
元々は、素焼きの器に、梨地の白化粧をし鉄絵で多少の飾り絵を描いたものを言ったが、後に意味は拡大されタイで産出される焼き物すべてを指すようになった。歴史は、13世紀頃にラームカムヘーン大王が中国から陶工を呼び寄せ生産に成功した。14世紀~15世紀頃には輸出ように頻繁に作られ、中国人の商人によって日本へ持ち込まれた。日本では茶器としてつかわれ、茶道が普及し始めた戦国時代から注目を集めて、江戸時代には茶人に広くもてはやされた。