東水巻駅
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東水巻駅(ひがしみずまきえき)は、福岡県遠賀郡水巻町吉田南一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。複々線から複線に線路が撤去された跡地に設置されたホームは、三角形状である。駅本屋はその三角形のホームの端の上下線間に設置されている。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。マルスは無いがPOS端末が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は490人である[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2007年 | 527 |
2008年 | 520 |
2009年 | 504 |
2010年 | 484 |
2011年 | 490 |
駅周辺
- 福岡県道203号中間水巻線
- 薬王寺
- 吉田団地
- 水巻共立病院
- ロコス水巻店
- 水北第一病院
- 水巻町立水巻南中学校
- コスモス薬品吉田南店
歴史
筑豊本線の折尾駅 - 中間駅間が複々線だった頃、ここで鹿児島本線直通短絡線の上り線(中間→黒崎方面)と筑豊本線の下り本線(若松方面→中間)を入れ替えていた立体交差の跡に設置された駅である。具体的には、折尾側から筑豊本線上り線、同下り線、短絡線上り線、同下り線の順となっていた配列をここで筑豊本線上り線、短絡線上り線、筑豊本線下り線、短絡線下り線の順に入れ替えていた。外側の2線が大きく開き、その間で筑豊本線下り線が築堤によって上に上がり、その下を短絡線上り線がくぐることで入れ替えていた。輸送量低下によって複々線が廃止された時に内側2線が廃止され、長らく荒地となっていたが、1988年に駅が開設され今に至る。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- テンプレート:Color福北ゆたか線(筑豊本線)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:筑豊本線- ↑ 水巻町統計 (交通) JR乗降客数推移