中軽井沢駅
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テンプレート:駅情報 中軽井沢駅(なかかるいざわえき)は、長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉にあるしなの鉄道線の駅である。
駅構造
- NakaKaruizawa station yard.JPG
駅構内
- NakaKaruizawa Station wicket.JPG
改札口
- Naka-Karuizawa Station at PlatForm20130924.JPG
ホーム
しなの鉄道移管後に駅舎が全面改築され、地上駅から橋上駅になった。軽井沢町地域交流施設である「くつかけテラス」と接続している。
現在は相対式2面2線のホームを持つが、JR時代には島式ホーム(上り本線及び中線)と単式ホーム(下り本線)の2面3線構造であった。しなの鉄道移管後には終始発列車の設定がなくなり、さらにCTC化により中線は撤去された。その後、駅舎の橋上化工事に伴い、上り本線がかつての中線の位置に移設され、ホームの有効長も12両から6両に短縮された。
かつてはしなの鉄道の直営駅であったが、現在は株式会社フードサービスシンワが窓口業務を行う簡易委託駅となっている。POS端末設置。なお、しなの鉄道直営時代には駅員配置時間は平日は6時から18時まで、土休日は7時から18時までとなっていたが、最初の簡易委託化で平日7時から10時30分までと14時から19時まで、土休日は9時から12時までと13時から18時までに変更されたのち、再度の簡易委託化後は軽井沢町の経費負担により、平日・土休日とも6時から21時までに延長された。
のりば
1 | ■しなの鉄道線 | 軽井沢方面 |
---|---|---|
2 | ■しなの鉄道線 | 小諸・上田・篠ノ井・長野方面 |
利用状況
年間乗車人数及び1日あたり乗車人員は次のとおり[1]。
- 1997年度 78,979人 : 436人/日
- 1998年度 177,859人 : 487人/日
- 1999年度 172,312人 : 471人/日
- 2000年度 168,816人 : 461人/日
- 2001年度 167,387人 : 459人/日
- 2002年度 162,372人 : 445人/日
- 2003年度 154,194人 : 421人/日
- 2004年度 158,151人 : 432人/日
- 2005年度 165,826人 : 454人/日
- 2006年度 165,016人 : 452人/日
- 2007年度 174,376人 : 476人/日
- 2008年度 168,171人 : 459人/日
- 2009年度 163,526人 : 448人/日
- 2010年度 154,453人 : 423人/日
- 2011年度 163,745人 : 448人/日
駅周辺
- 地域交流施設「くつかけテラス」(当駅併設)
- 軽井沢町立中軽井沢図書館
- 軽井沢町役場
- 中軽井沢郵便局
- 国道18号
- 長野県道157号豊昇茂沢中軽井沢停車場線
- 峠の茶屋料金所(鬼押ハイウェー)
- 西武高原バス 軽井沢営業所
- 中軽井沢バス停 (高速バス停留所、国道18号方面に徒歩5分、花屋前)
路線バス
- 中軽井沢駅 - 軽井沢千ケ滝温泉 - 鬼押出し園 - 万座・鹿沢口駅 - 嬬恋プリンスホテル - 万座プリンスホテル - 草津温泉(浅間白根火山線・急行)
- 中軽井沢駅 - 軽井沢千ケ滝温泉 - 鬼押出し園 - 万座・鹿沢口駅 - 仙之入 - 草津温泉(浅間白根火山線・各駅停車)
- 中軽井沢駅 - 小谷ヶ沢 - 桔梗ヶ丘 - 軽井沢千ケ滝温泉
- 中軽井沢駅 - 上発地 - 南軽井沢 - プリンスホテルウエスト - 軽井沢駅
- 中軽井沢駅 - 旧軽井沢 - 軽井沢駅
- 中軽井沢駅 - 軽井沢駅
- 中軽井沢駅 - 上発地 - 南軽井沢 - (町内循環バス)
- 軽井沢美術館・観光循環バス(北コース・南コース、季節運行)
- 中軽井沢 - 古宿公民館 - 信濃追分駅 - 追分公民館 - 三ツ石公民館(町内循環バス)
高速バス
池袋・新宿、立川、京都・大阪方面への高速バスは国道18号(中山道)にある「中軽井沢」バス停での乗降となっている。
- 川越的場・練馬駅(練馬区役所)・下落合駅・池袋駅東口・新宿駅西口(西武高原バス、千曲バス)
- 玉川上水駅北口・立川駅北口(西武高原バス、千曲バス)
- 夜行高速バス「千曲川ライナー」京都駅八条口・東梅田駅(大阪駅前)・あべの橋駅(千曲バス、近鉄バス)
歴史
- 1910年(明治43年)7月15日 - 信越線の沓掛駅として開業。
- 1956年(昭和31年)4月10日 - 中軽井沢駅に改称[2]。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 営業範囲を「一般運輸営業」から「旅客、手荷物、小荷物および車扱貨物」へ変更[3]。
- 1973年(昭和48年)8月6日 - 営業範囲を「旅客、手荷物および小荷物」へ変更[4]。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 営業範囲を「旅客、荷物」へ変更[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 営業範囲を「旅客」へ変更[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄民営化に伴い、東日本旅客鉄道に移管。
- 1997年(平成9年)10月1日 - 長野新幹線開業に伴い、東日本旅客鉄道からしなの鉄道に移管。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 簡易委託化。駅業務を星野リゾートへ委託。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 星野リゾートへの委託を解除、再度直営化。
- 2012年(平成24年)7月20日 - 橋上駅舎の使用を開始。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 簡易委託化と同時に駅員配置時間が延長される。また駅と接続する地域交流施設「くつかけテラス」が開館。
隣の駅
- しなの鉄道
- テンプレート:Colorしなの鉄道線
ギャラリー
- Nakakaruizawastation.jpg
改築直後の駅舎
- NakaKaruizawa Station southern entrance.JPG
南口
- NakaKaruizawa Station Tourist information center.JPG
駅1階にある観光案内所
- Naka-Karuizawa sta.jpg
改築前の旧駅舎
- JR Naka-Karuizawa Station platform 19970716.jpg
JR時代の旧ホーム