群馬銀行
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株式会社群馬銀行(ぐんまぎんこう、英称:The Gunma Bank, Ltd.)は、群馬県前橋市に本店を置く地方銀行。
通称:「群銀」、「ぐんぎん」、「GB」
概要
群馬県前橋市に本店を置き、県外では、埼玉県・栃木県・東京都・長野県・大阪府に加え、明治期の生糸貿易の名残で、横浜にも支店が開設されている。さらに近年、松戸や相模原にも店舗が新設され、県外での顧客獲得を目指している。
沿革
- 1877年(明治10年) - 前身である第39国立銀行が前橋町に設立。
- 1882年(明治15年) - 普通銀行に転換、三十九銀行となる。のちの(旧)群馬銀行。
- 1919年(大正8年) - 高崎市の有志によって、上州銀行が設立。
- 1932年(昭和7年)9月14日 - 県内の中小金融機関の大同合併を目的とした県是銀行である群馬県金融株式会社が発足。
- 1932年(昭和7年)10月 - 群馬県金融、銀行業の認可を得て株式会社群馬大同銀行に改称。
- 1932年(昭和7年)11月 - 群馬大同銀行、(旧)群馬銀行および上州銀行を吸収合併。
- 1952年(昭和27年) - 前橋市本町に本店ビルが完成。(現・前橋プラザ元気21、旧・西友前橋店→西友前橋西武店→LIVIN前橋店)
- 1955年(昭和30年) - 株式会社群馬銀行に商号変更。
- 1972年(昭和47年) - 前橋市元総社町に本店ビルが完成。
- 2000年(平成12年) - イーネットに加盟。コンビニATMの設置を開始。
- 2004年(平成16年) - アイワイバンク銀行(現:セブン銀行)に加盟。
- 2005年(平成17年) - 金融庁から法令順守体制を確立し、健全な業務運営を求める業務改善命令が発動される[1][2]。
- 2007年(平成19年) - てのひら静脈による生体認証ICキャッシュカードの発行を開始。
- 2008年(平成20年) 4月7日 - イーネットATM及びセブン銀行ATMでの平日日中の手数料無料化及び、キャッシュカードでの本支店間のATM振込手数料を無料化。
- 2010年(平成22年) - ローソン・エイティエム・ネットワークス(LANs/ローソンATM)に加盟[3]。
- 2013年(平成25年)2月4日 - 神奈川県内2店舗目となる相模原支店を開設[4]。
- 2013年(平成25年)9月9日 - 東日本大震災・福島第一原子力発電所事故による群馬県内避難者支援の一環で東邦銀行とATM相互無料開放を開始[5]。
- 2014年(平成26年)4月1日 - ぐんまちゃんデザインの通帳及びICキャッシュカードの発行を開始。それに伴いダンディーベアデザインの通帳及び磁気キャッシュカードの発行を終了。[6]
- 2014年(平成26年)7月7日 - イーネットATM及びセブン銀行ATM及びローソンATMでの平日日中の手数料再有料化(ローソンATMについては有料化)及び、キャッシュカードでの本支店間のATM振込手数料を再有料化。[7]
情報処理システム
運用は自行で行い、次期勘定系システムは富士通と共に構築[8]、また情報系システムは日立製作所、日本オラクルと共に開発にあたった[9]。
クレジットカード
群馬銀行は自行でジェーシービーのフランチャイジーになり、VJAに加入している。
ATM提携
利息付与時期
普通預金は、1,000円以上の残高に対して、1,000円単位で利息を計算し、毎年2月と8月に口座に付与される。
関連会社
- 群馬中央興業株式会社
- 群馬財務(香港)有限公司
- ぐんぎんリース株式会社
- 群馬信用保証株式会社
- 株式会社群銀カード
- ぐんぎんジェーシービー
- ぐんぎんシステムサービス株式会社
- 群馬キャピタル株式会社
ギャラリー
- GunmaBank Toda-307.jpg
戸田支店:(2009年9月)
脚注
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- ↑ 群馬銀行| 通帳・ICキャッシュカードに「ぐんまちゃん」登場!
- ↑ 群馬銀行| ATMご利用手数料等の改定について
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