ジョギング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年8月5日 (火) 09:35時点における175.177.71.180 (トーク)による版
テンプレート:Redirect ジョギング(Jogging)とは、ゆっくりした速さで走ることである。陸上競技・長距離走や他のスポーツにおける持久力を高めるためのトレーニングとしてのジョギング、娯楽としてのジョギング、フィットネス、健康増進のための有酸素運動としてのジョギングなど、さまざまな目的で行われる。ジョギングする人をジョガー(Jogger)と呼ぶ。
ジョギングの定義
ジョギングに定義はないが、一つの指標としては時速9.6kmよりゆっくり走ること[1]。
走ると歩くの違い
「走る」と「歩く」の違いは両足が地面から同時に離れることがあるかないかにより分けられる。走る動作の場合、両足が同時に地面から離れるので、短いジャンプを連続的に繰り返していることになる。このため、着地時にかかとやヒザには体重の3倍から5倍の衝撃力がかかる。体重の重い者や加齢により関節が弱っている者は、長時間走ることによって脚に障害を抱える危険性をもつ。また走ることで心拍数が急激に増加するので、準備運動をせずに走り出すと循環器系統に過度の負担がかかる場合も多い。以上の理由から、近年はより体への負担が少ないウォーキングへの注目が高まっている。なお、ある一定以上の速さで歩いた場合には走る以上にエネルギーを消費するので体への負担が少ないからといって運動量まで少ないわけではない。
有酸素運動としてのジョギング
ジョギングは、一般的にランニングよりもスピードが遅く、長時間の有酸素運動ができるため、健康に良いとされている。