ティートーノス

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ファイル:Tithonos Eos Louvre G438 detail.jpg
ティートーノスをさらわんとするエーオース。ルーブル美術館所蔵

ティートーノステンプレート:Lang-grc-short, テンプレート:Lang-la)は、ギリシア神話に登場する人物である。長母音を省略してティトノスとも表記される。イーリオスラーオメドーンの子で、プリアモス、ラムポス、クリュティオス、ヒケターオーン、ヘーシオネーキラアステュオケーと兄弟。暁の女神エーオースの夫、ヘーラクレースに殺されたエーマティオーントロイア戦争エチオピア勢を率いて戦った英雄メムノーンの父。

神話によれば、暁の女神エーオースはティートーノスに惚れ、さらってエチオピアに連れて行き、夫とした。そしてエーオースはゼウスに願い、ティートーノスを不死にしてもらった。しかし、不老にしてもらうのを忘れたため、ティートーノスは猛烈に老いさらばえてしぼみ、最後には声だけの存在となった。その後、エーオースは声だけの存在となったティートーノスの姿をセミに変えたという。

系図

テンプレート:メムノーンの系図


テンプレート:Sister