石川県道20号小松加賀線
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石川県道20号小松加賀線(いしかわけんどう20ごう こまつかがせん)とは、石川県小松市と同県加賀市を結ぶ主要地方道(石川県道)である。
概要
- 起点:石川県小松市城南町77番2地先(=城南町西交差点・国道360号上、石川県道25号金沢美川小松線および石川県道295号小松加賀自転車道線交点)
- 終点:石川県加賀市豊町ハ3番1地先(=畑町北交差点・石川県道19号橋立港線交点)
小松市と加賀市を往来する道路は多岐に及ぶが、当県道は日本海沿いに両市を結ぶ。起点の城南町南交差点から西進する。左手には小松空港および周辺施設、駐車場が、右手には石川県立航空プラザがそれぞれ見られる。北陸自動車道安宅パーキングエリア(2008年にスマートIC化により接続)、小松ウオール工業やコマニーなどが立ち並ぶ工業団地(小松鉄工団地)を経ながら、北陸自動車道と並行するように海岸沿いを走り、加賀市に入る。北陸自動車道片山津インターチェンジ、新堀川の汐見橋詰交差点、篠原北交差点を経て、宮地町南交差点で西へ折れる。その後、同市小塩辻町、高尾町の丘陵地を経て、終点の畑町北交差点に至る。
小松空港や近郊の安宅の関と加賀市大聖寺地区を結ぶほか、終点より石川県道19号橋立港線を経て大聖寺南町で接続する国道305号や福井県道・石川県道5号福井加賀線を経て、福井県あわら市、坂井市方面の観光スポット(芦原温泉や東尋坊、越前海岸など)へのアクセスなっており、「小松空港」や「あわら」と書かれた後付けの案内標識がルート上でしばしば見られる。
歴史
- 1972年(昭和47年)3月21日:現路線と現・石川県道25号金沢美川小松線とを合わせた区間を「金沢小松加賀線」として認定。
- 1982年(昭和57年)10月5日:「金沢小松加賀線」を廃止。廃止区間を分割した現路線を認定。
- 2008年(平成20年)3月23日:小松市日末町の北陸自動車道・安宅パーキングエリアに、スマートインターチェンジを社会実験として設置(安宅スマートIC)し、接続する[1]。
- 2008年(平成20年)4月1日:国道360号の経路変更に伴い、城南町南交差点 - 空港西口交差点の区間が国道360号と重複する。
接続道路
- 国道360号、石川県道25号金沢美川小松線、石川県道295号小松加賀自転車道線(小松市城南町・城南町西交差点:起点)
- 北陸自動車道安宅スマートIC(小松市日末町)
- 石川県道158号日末村松線(小松市浜佐美町)
- 北陸自動車道片山津IC(加賀市伊切町)
- 石川県道39号山中伊切線、石川県道295号小松加賀自転車道線(加賀市伊切町・汐見橋詰交差点)
- 石川県道295号小松加賀自転車道線(加賀市伊切町)
- 石川県道148号小塩潮津線(加賀市篠原町・篠原北交差点)
- 石川県道19号橋立港線(加賀市豊町・畑町北交差点:終点)
重複区間
- 石川県道295号小松加賀自転車道線(加賀市伊切町・汐見橋)
通過する自治体
脚注
参考文献
- 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2010年
- 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2009年