東陽町駅
テンプレート:駅情報 東陽町駅(とうようちょうえき)は、東京都江東区東陽四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)東西線の駅である。駅番号はT 14。
歴史
- 1967年(昭和42年)9月14日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線開業(開業当初は当駅が終着駅)。
- 1969年(昭和44年)3月29日 - 当駅 - 西船橋間延伸開業。東陽町 - 西船橋間無停車の快速運転開始。
- 1998年(平成10年)12月 - ホーム拡幅・バリアフリー対策を目的とした改良工事に着手[1]。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄の民営化に伴い、東京地下鉄(東京メトロ)の駅となる。
- 8月末 改良工事が終了[1]。
- 2009年(平成21年)9月9日 - 午前4時10分頃、当駅構内に留置されていた営業用電車(05系第1編成)に保線用機械が正面衝突する事故が発生。詳しくは東京メトロ東西線#年表を参照。
駅構造
改良工事により、エスカレーターとエレベーターが設置された。エスカレーターは各ホームとコンコースを連絡するほか、南砂町寄りの出入口にも設置されている。エレベーターは各ホームと木場寄りのコンコースを連絡している。また、木場寄りの改札口と1番出入口を連絡するエレベーターも設置されている。
駅の木場側はすぐに単線シールドトンネルとなっているため、A線(西船橋方面)とB線(中野方面)の間隔がやや開いている。また、南砂町側(深川車両基地側)には1本列車を留置できるようになっている。南砂町からのB線列車は、一部列車を除いて一度分岐器の分岐側を通って到着する。
深川車両基地への入出庫があるため、当駅始発・終着の電車が設定されている。
トイレは西改札口内と2番線ホーム南砂町側にある。いずれも多機能トイレを併設している。
現在、当駅の両端にそれぞれ2ヶ所出入口が設置されているが、年々の利用客増加により西船橋方面のホーム階に改札を設置し、エレベータで地上へ出る出入口が新たに深川郵便局敷地内に設置される予定[2]。
2013年12月より着工し、2015年6月に供用開始予定である[3]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | T 東西線 | 西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 |
2 | T 東西線 | 日本橋・大手町・中野・三鷹方面 |
利用状況
2013年度の一日平均乗降人員は118,456人である[4]。2002年度に銀座線虎ノ門駅を上回り、東京メトロ全駅中、他線への乗り換えがない単独駅としては最も多い。
近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[6] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1992年(平成テンプレート:04年) | 52,079 | |
1993年(平成テンプレート:05年) | 53,244 | |
1994年(平成テンプレート:06年) | 52,666 | |
1995年(平成テンプレート:07年) | 52,872 | |
1996年(平成テンプレート:08年) | 52,937 | |
1997年(平成テンプレート:09年) | 52,847 | |
1998年(平成10年) | 54,195 | |
1999年(平成11年) | 106,863 | 53,607 |
2000年(平成12年) | 108,530 | 54,364 |
2001年(平成13年) | 110,326 | 54,704 |
2002年(平成14年) | 111,279 | 55,701 |
2003年(平成15年) | 112,798 | 56,276 |
2004年(平成16年) | 111,898 | 55,863 |
2005年(平成17年) | 114,370 | 57,049 |
2006年(平成18年) | 118,463 | 59,318 |
2007年(平成19年) | 126,542 | 63,393 |
2008年(平成20年) | 127,804 | 63,879 |
2009年(平成21年) | 125,823 | 62,934 |
2010年(平成22年) | 129,076 | |
2011年(平成23年) | 126,119 | |
2012年(平成24年) | 120,297 |
駅周辺
- 東京地下鉄 深川車両基地・東西線工務区
- 江東区役所
- 江東区防災センター
- 江東区文化センター
- 江東区立東陽図書館
- 江東区保健所・江東区健康センター
- 江東区産業会館
- 警視庁 江東運転免許試験場
- 深川郵便局
- ゆうちょ銀行 深川店
- 江東区文化センター内郵便局
- 江東南砂団地内郵便局
- 江東塩浜郵便局
- 東京都立深川高等学校
- 江東区立東陽中学校
- 江東区立東陽小学校
- 江東区立南陽小学校
- 東京イースト21 - 鹿島建設による再開発施設
- イースト21タワー - 三菱UFJインフォメーションテクノロジー本社、三菱東京UFJ銀行システム部、トヨタファイナンス東京本社などが入居している。
- ホテルイースト21東京
- 三菱東京UFJ銀行 木場深川支店
- ダイエー東京本社 - 登記上の本店は兵庫県神戸市だが、実質的な本社機能を有する。
- 西友 東陽町店
- 明治安田生命東陽町ビル
- インテック東京本社
- NTT深川ビル
- 日本デジタル研究所 (JDL) 本社
- スカパーJSAT 東京メディアセンター
- オルガノ本社
- ミスミグループ本社
- 竹中工務店 東京本店
- 明治本社(旧・明治乳業本社)
- 新日軽本社
- 相鉄フレッサイン東京東陽町駅前
- ホテルルートイン東京東陽町
- R&Bホテル東京東陽町
- 公社南砂2丁目団地
- JRバス関東 東京支店
- 東京都交通局深川自動車営業所 東陽操車所
- メトログリーン東陽町 - グループ企業の地下鉄ビルデイングが運営するゴルフ練習場
- 臨床福祉専門学校
- 東京YMCA本部・東陽町センター
- 東京YMCA社会体育・保育専門学校
- 永代通り
- 四ツ目通り
2000年3月から2003年9月まで、テレビ朝日(当時の社名は「全国朝日放送」)新本社の施工業者であった竹中工務店が自社施設(上記の東京本店とは別である)をテレビ朝日に貸し、六本木局舎の建て替えに伴う仮設局舎として東陽町放送センターを開設していた。最寄り駅は当駅と南砂町駅だった。
バス路線
最寄りの停留所は、永代通り及び四ツ目通りにある東陽町駅前となる。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局、東京空港交通(空港連絡バス)により運行されている。
東陽町駅前
- 都07系統:木場駅前経由門前仲町行、境川経由錦糸町駅行
- 木11系統:木場駅行、新木場循環、新木場駅行・若洲キャンプ場行
- 木11乙系統:潮見駅行
- 陽20系統:江東高齢者医療センター経由東大島駅行
- 亀21系統:亀戸駅行
- 門21系統:亀高橋経由東大島駅行、冬木経由門前仲町行
- 錦22系統:千田経由錦糸町駅行、臨海車庫行
- 東22系統:千田経由錦糸町駅行、東京駅丸の内北口行
- 錦13折返系統:豊洲駅経由昭和大学江東豊洲病院前行
- 空港連絡バス:羽田空港行
- 空港連絡バス:成田空港行 ※深夜便
その他
- 映画『交渉人 真下正義』で登場したテンプレート:要出典範囲。これは神戸市営地下鉄海岸線の御崎公園駅で収録を行ったためである。
- 豊洲駅から住吉駅などを経由し千葉県野田市へ延伸する構想のある有楽町線支線(地下鉄8号線支線 <東京直結鉄道> )は、完成すれば東西線と交差する形でこの駅を通る。但し、延伸構想は具体化されていない。
- かつて東京市深川区の東端にあり市電(都電)の終点が付近にあったため、戦前・戦後に数多くの私鉄が当駅付近を起点とする路線を計画したが(下記参照、括弧内は計画区間)、いずれも実現しなかった。
ギャラリー
- Tokyo Metro Toyocho sta 004.jpg
駅周辺(江東区役所・錦糸町方面)
- Tokyo Metro Toyocho sta 001.jpg
駅出入口(2008年2月10日)
- TokyoMetro-toyocho-1-entrance.jpg
1番出入口(2007年1月27日)
- Tokyo Metro Toyocho sta 003.jpg
改札口(2008年2月10日)
- TokyoMetro-toyocho-platform.jpg
ホーム(2007年1月27日)
隣の駅
- 東京地下鉄
- T 東西線
- テンプレート:Color快速(木場側は各駅に停車)
- テンプレート:Color通勤快速・テンプレート:Color各駅停車(通勤快速は中野方面のみ運転)
- 木場駅 (T 13) - 東陽町駅 (T 14) - 南砂町駅 (T 15)