西古川駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 西古川駅(にしふるかわえき)は、宮城県大崎市古川新堀字旭町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽東線の駅である。加美郡加美町の中心部である旧中新田町の最寄駅でもある。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホーム上には木造の待合室がある。駅舎との間は跨線橋で連絡している。
以前は駅員の配置があったが、現在は無人駅で、自動券売機も簡易型のものに変更されている。古川駅管理。
のりば
1 | テンプレート:Color陸羽東線(下り) | 鳴子温泉・新庄方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color陸羽東線(上り) | 古川・小牛田方面 |
利用状況
- 2003年度の乗車人員は1日平均503人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 571 |
2001 | 588 |
2002 | 568 |
2003 | 503 |
駅周辺
- 国道347号
- 宮城県道162号西古川停車場下狼塚線
- 宮城県道163号西古川停車場清水線
- 大崎市役所西古川出張所
- 西古川駅前郵便局
- 大崎市立西古川小学校
バス乗り場
歴史
当時、宮城県加美郡で唯一の町(市は無し)だった中新田町が町内への駅誘致をしたが実らず、隣村の志田郡志田村に陸羽線(現・陸羽東線)の駅として1913年(大正2年)に開業した。そのため、中新田町の門戸として駅名は「中新田駅」にしてもらった。1929年(昭和4年)に仙台鉄道が当駅に乗り入れした際、同鉄道は中新田町の中心部に駅を設置したため、そちらは「加美中新田駅」とされた。1950年(昭和25年)12月15日、志田郡古川町が志田村などを編入合併して市制施行し、古川市となった。すると、市内の駅が隣町の名を名乗るのが問題となり、現名称に改称された。
年表
- 1913年(大正2年)4月20日 - 宮城県志田郡志田村字新堀に中新田駅(なかにいだえき)として開業。
- 1929年(昭和4年)9月17日 - 仙台鉄道が乗り入れ。
- 1957年(昭和32年)4月1日 - 西古川駅に改称。
- 1960年(昭和35年)5月1日 - 仙台鉄道廃止。
- 1983年(昭和58年)3月7日 - CTC化により業務委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 業務委託が廃止され無人化。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color陸羽東線