吉岡利固

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年9月22日 (日) 17:19時点におけるSeibuabina (トーク)による版 (Category:生年不明を除去; Category:生年未記載を追加 (HotCat使用))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

吉岡 利固(よしおか としかた)は日本実業家徳島県出身。

人物

中央大学法学部を卒業後、国税庁・大阪国税局調査官、紳士服メーカー・エフワン鳥取県での製造・販売代理店として1961年に設立された鳥取エフワン(現・グッドヒル)の経理部長を経て、同社社長に就任。不動産事業(ハウス日本海)にも進出した。

1976年、会社更生法の適用を申請して休刊中だった日本海新聞の経営を引き受け、鳥取県を代表する地方新聞として再建を果たした。さらに2000年には大阪日日新聞を傘下に収め、2002年にはエフワン本社(大阪市)を親会社の三井物産から買収し、着実に全国進出への足がかりを進めている。

日本海新聞、および大阪日日新聞に不定期ではあるが「日本海(大阪)発 ザ・論点」(2003年までは「日本海(大阪)発特報」として掲載)と題した時事評論コラムを執筆している。

参院議員田村耕太郎は娘婿で元部下。記者職在職のまま参院議員予定候補として署名記事を書いた。このことは事前運動として批判され、公職選挙法違反の疑いもあった。

吉岡利固が傘下に収める企業

新聞・放送

紳士服製造・販売

  • グッドヒル
  • グッドヒル米子販売
  • エフワン
  • 以下中国での現地法人
    • 北京鳥取愛服王服装有限公司
    • 呼和浩特青遠制衣有限公司
    • 内蒙古松鳥服飾輔料有限公司

不動産事業

  • ハウス日本海
  • 日本海リッチランド(スケートリンクを運営するレジャー施設運営会社)

その他

  • ハイテクノ(ソフト・ハードウェアーの製造・管理などハイテク産業)
  • 日本海リース(家庭用清掃用具やOA機器などのレンタル・リース契約代理店)
  • スーパーリカーハウス ガッツ(酒類販売店)

備考

  • 日本海新聞、大阪日日新聞の1面題字下の広告には吉岡が傘下に収めている企業の広告が連日のように掲載されている。特に大阪日日はエフワンを傘下に収めた2002年以後は毎日「洋服はエフワン オーダースーツ」の広告を掲載している。

日本海新聞のコラムでの捏造報道

吉岡は日本海新聞でコラムを書いているが、2008年7月1日のコラムで「「ろうそくデモ」に見る韓国の先進性」と題して、BSE問題で途絶えていた米国産牛肉の輸入再開に反対する大規模デモをコラムで書いた。その中で、「ろうそくを持って行進する人々は実に整然としている。黙って歩き、時折拍手するだけ。よく見ると老若男女が入り交じっているだけでなく子供までいる。行進の両サイドを警察官が並んで規制してはいるが、そのわきから出入りは自由で警察側も参加者に対し無用な威嚇は一切しない」と報道している。

しかし、現実にはデモ隊は警察と徹底的に対峙しており、鉄パイプを手にしたデモ参加者たちが、石や割れた瓶、鉄の破片などを機動隊に投げ付けるなどの暴力が頻発している。機動隊のバスが全焼する事件も発生し、放火の可能性も指摘されており、騒然としている。中央日報などの新聞社が襲撃される事態さえ発生している。

そういった誤った認識を元にして、韓国人の民度を賞賛し、デモが起こらない日本を「二流国」と批判した。

外部リンク