岡部町 (静岡県)
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テンプレート:Infobox 岡部町(おかべちょう)は、静岡県藤枝市にある地区である。ここでは志太郡にかつて存在した町を説明する。静岡市と藤枝市の間にあり、江戸時代には東海道の宿場町として栄えた。現在も町内を国道1号が通り、静岡市との境界にある宇津ノ谷峠は現在でも交通の要衝であり、旧街道、明治・昭和初期・昭和中期・平成のトンネルが全て利用可能なまま残っている。近年、住宅団地が多く造成され、静岡市のベッドタウン化が進行した。2年に一度の祭り「朝比奈大龍勢」では勇壮なロケット花火の打上げがみられる。藤枝市との合併協議を進め、2009年1月1日に藤枝市と合併した。現在の住所表記は「藤枝市岡部町○○」。
目次
地理
隣接していた自治体
歴史
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行に伴い、志太郡岡部宿・内谷村・三輪村・桂島村・村良村・子持坂村・入野村・横内村[一部]が合併し、岡部町が成立する。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 岡部町と朝比奈村が合併し、新たに岡部町となる。
- 2009年(平成21年)1月1日 - 藤枝市に編入される。
行政
- 町長:井田久義
観光・イベント・芸術文化
名所旧跡
文化・芸術施設
- 道の駅玉露の里
- ふるさと世界の昆虫館
イベント
名産品・地場産品
交通
鉄道
町内に鉄道はない。1925年〜1936年は、藤相鉄道が存在した。
バス・索道
- 路線バス
道路
旧街道
- 東海道
産業
都市基盤整備
主な学校
中学校
小学校
- 岡部町立岡部小学校
- 岡部町立朝比奈第一小学校
- 朝比奈第一小学校の名称に第一が付けられているのは、かつて朝比奈第二小学校、第三小学校があったためである。朝比奈小学校に校名を変更することも検討されたものの見送られ、現在に至る。