新羽駅
新羽駅(にっぱえき)は、神奈川県横浜市港北区新羽町字仲町にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)の駅である。駅番号はB27。新羽車両基地への出入庫線が分岐しており、乗務員交替駅でもある。
当駅周辺地区は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「新横浜都心」に指定されている[1][2]。
駅構造
島式ホーム2面3線を有する高架駅で、湘南台方面とあざみ野方面は別ホームである。中線は両方向共用となっており、主に新羽車両基地への出入庫列車が使用する。
ブルーラインは第三軌条方式で電化されている。駅部分では第三軌条をホームの反対側に設置し、乗客が万一転落した場合の感電の危険性を低めている。しかし当駅では2・3番線ホームは両側から乗降が可能なため、3番線ホーム直下に第三軌条が設置されており感電の危険性が高かった。このため、レールおよび防護カバーが黄色と黒色の警戒色に塗装されていたが、ホームに安全柵は設置されていなかった。そのため、ワンマン運転実施のためのホームドアの設置工事にあたっては、当駅3番線ホームが最初の施工となり、2007年4月21日に使用を開始した。
ホーム | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | テンプレート:Colorブルーライン | 横浜・湘南台方面 | 2番線は当駅始発用 |
3・4 | テンプレート:Colorブルーライン | センター南・あざみ野方面 | 3番線は当駅始発用 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
利用状況
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[3] |
---|---|
1998年 | 6,303 |
1999年 | 6,540 |
2000年 | 6,902 |
2001年 | 7,212 |
2002年 | 7,514 |
2003年 | 7,937 |
2004年 | 8,515 |
2005年 | 8,800 |
2006年 | 8,748 |
2007年 | 9,068 |
2008年 | 8,289 |
2009年 | 8,672 |
2010年 | 8,823 |
2011年 | 8,985 |
2012年 | 9,410 |
駅周辺
駅周辺は古くからの工場地帯であるが、ブルーライン開業後はマンションなどが立地するようになっている。
- 横浜市新田地区センター
- 横浜市消防局港北消防署新羽消防出張所
- 新田郵便局
- 横浜太尾郵便局
- 神奈川県立港北高等学校
- スーパーローヤルよつや
- クリエイトSD
- スーパー文化堂
- イオン横浜新吉田ショッピングセンター
- イオン横浜新吉田店
- ヨネヤマプランテイション(ザ・ガーデン本店)
- 港北産業道路
- 宮内新横浜線
バス路線
駅前の新羽駅停留所に横浜市営バス・東急バスの路線が乗り入れる。東急バス新羽営業所が至近にある。
当駅からは綱島駅、大倉山駅、菊名駅、鶴見駅、新横浜駅、川向町など各方面行きの路線バスが発着する。東急東横線方面・都筑区方面や、イケア港北・ららぽーと横浜などの商業施設へのアクセス拠点である。
- 横浜市営バス
- 東急バス
- 綱72系統 新横浜駅行(亀甲橋経由)
- 綱72系統・綱73系統 綱島駅行(吉田橋経由)
- 綱74系統 綱島駅行(グリーンサラウンドシティー経由)
- 市03系統(出入庫便) 新横浜駅行(北新横浜駅経由)
- 市03系統(出入庫便)新羽営業所行
- 新横82系統 - 又口橋経由新横浜駅行
歴史
- 1993年(平成5年)3月18日 - 市営地下鉄3号線新横浜駅 - あざみ野駅間開通に伴い、開業。
- 2006年(平成18年)12月 - ワンマン運転実施を控え、3番線ホームに試験を兼ねてホームドアが設置される。この時点ではドアは稼動せず。
- 2007年(平成19年)4月21日 - ホームドアの全面使用開始。
- 2012年(平成24年)4月20日 - docomo Wi-Fiによる、無線LANサービス開始
駅名の由来
地名から採ったもの。なお、地名は「新羽町」と「町」の字が付いており、建設中の仮称駅名も「新羽町」であった。
隣の駅
- 横浜市交通局
- テンプレート:Colorブルーライン(3号線)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ テンプレート:PDFlink平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
- ↑ テンプレート:PDFlink 平成11年6月発行。横浜市都市計画局都市企画部企画調査課。
- ↑ 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3